壁際鉄道の壁際川橋梁を渡り市電車庫裏で方向を変え井中駅へと続く面は全面が棚となっていて、その一段を本線が走っている。
その左側三分の一は既製品の可変棚で金属の棚受けで固定している。
この区間の上棚板との間隔(高さ)は15cmと低く、残る右側は自作の棚で、その上側棚板の左端は左の既製品の棚板上に高さを合わせて載せて固定しているので、22cmと少しは高くなるものの、どちらも棚板の影響で天井照明が届きにくい場所となっていた。
5月の試運転時の映像↓では、冒頭の橋梁を渡って向きを変え井中駅を通過するまでの区間、従前の中間部に取り外しできるコンパクト蛍光球2灯を設置した状態で撮影しているので、両端が暗く、外光の届かない奥側は極端に暗い。
そこで市販のLEDテーブで照明する事にした。
当初、下画像では点状に見える「高輝度」LEDテープ(5m約500円)だけを設置したが、後述のシェードをした面照明のテストをするとあまり明るくないので、続いてLED密度が倍の「超高輝度LEDテーブ」(5m約700円)を増設することにした。
壁面が2.8m程度なのでLEDテープを半分の2.5mにカットして2列に並べた。
「高輝度」タイプは5mにLED300個 四角いLEDがベーステープ上に点状に突起していて、LEDの間隔が有るため点状の光源となっている。
また、片側しかリード線が付いてなかったので切り離された方にリード線を取り付ける作業が必要だった。
「超高輝度」タイプは5mにLED600個 テープ断面が蒲鉾状の樹脂一体型となっている事も有り線状の光源となっている。
こちらは両端にリード線が付いていたのでカットするだけで両方とも使用可能だった。
※12V電源は余剰ののアダプターを使用。要別途接続部品。
既製品棚の左端から 高さ15cm
この棚板は金属棚受けで固定されているので、二つの棚の間のLEDは下がったり上がったりとなっている。
自作棚右端から 高さ22cm
裏側の剥離紙を剥がして貼るだけだが、下側からの設置でガイドラインを適当に引いただけだったので蛇行もあり、予想通り線状の光源が目立つので面照明となるように和紙でシェードを設置した。
左側から
右側から
壁側と手元側を両面テープで簡易固定しただけだが…これでOK!
シェードの細かな調整や仕上げが残っているが、カメラカーの運転時や写真撮影時などには効果が期待できる。