上京区電車物語 展示内容 | レールは、こころをつなぐ道。

タイトルは「上京区…」と銘打っていますが現在の中京区や左京区・北区を含む、誕生当時の上京区域での電車交通をはじめ興味深い資料が展示されます。

 

京都の上京区は1879年(明治12年)誕生で、まだ京都市が1889年(明治22年)に発足する10年も前でした。当時は区域中ほどから北は上京区、南は下京区という二つの区が制定されました。

また、この時伏見区も同時に誕生していますが、こちらはその後、紀伊郡伏見町~伏見市~伏見区と変遷しています。

そして140年、現在京都市は11の区で構成されています。


今年140周年を迎えた上京区では、地元団体が色々な記念行事を開催していますが、12月7日(土)・8日(日)の両日は春日連合会主催の「上京区電車物語」(入場無料)が上京区総合庁舎にて開催されます。

 

上京区電車物語 主な展示内容(変わる場合があります)
*市電全停留場のA3写真   

*停留場以外の市電写真
*昭和26年の地図(市電・嵐電の路線入り)
*上京区 電車年表(京電運転開始の明治28年~地下鉄開業の昭和56年まで)
*チンチン電車を偲ぶ(上京区内を走行しているN電北野線の写真)
*上京区にあった嵐電の駅  

*北野付近における嵐電・市電 路線の変遷
*地図で読む上京区の鉄道(古地図3枚をパネル展示。解説付き)
*市電切符コレクション
*停留場看板・系統板・方向幕などの市電グッズ 
*京電のペーパークラフト(オリジナル)の工作(参加無料)
*チンチン電車の模型運転  

*チンチン電車のタペストリー(バックに撮影可能)
*上京区の鉄道の歴史に関するスライド上映       ほか

<ギャラリートーク>
7日・8日の両日、14:00から30分程度、展示品を中心としたギャラリートーク  

 

※以下は前回紹介した項目です

伏見チンチン電車の会は、先日「予告編」記事で紹介した、春日連合会とのコラボデザインの、新らしい「チンチン電車ペーパークラフト」の無料ワークショップや…

 

 

普段は梅小路公園市電展示室に展示してある八分の一のチンチン電車精密模型を従来の倍の距離の7.2mの区間での走行披露などで協力します。

従来の倍の長さとは言え、従来は電車の長さを差し引くと2.5m程度だったものが、今回は6.1mとなり、約2.5倍の走行距離があります。