2月1日は… | レールは、こころをつなぐ道。

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日本の旅は、列車です。(JR-G 2004)

1895(明治28)年2月1日、日本で初めての電気鉄道「京都電気鉄道」が京都七条(京都市東洞院塩小路)と伏見京橋(伏見町下油掛)を結ぶ6.3kmで開業しました。



 

↓伏見チンチン電車の会 ブログ記事

 

Wikipediaの「2月1日」では「1895年ー京都電気鉄道(後の京都市電)・塩小路東洞院通 - 伏見町下油掛6.4kmが開業。(日本初の電気鉄道)」とあるが、他のサイトでは「京都市電開業記念日」の記述もある。

 

「市電」についてはWikipediaでは下記のように記載されている。

市電とは、「市」を走っている路面電車の略称である。もともとは市営電車の略称で、市営の路面電車のことであると一般にいわれているが、市街電車・市内電車の略称として市営以外いわば民間企業が運営する路面電車について呼ぶことも多い。

 

関連項目を時系列で並べると以下のようになる。

1889(明治22)年 紀伊郡伏見町が発足

1895(明治28)年 日本最初の路面電車(京都電気鉄道)

1903(明治36)年 日本最初の市電(大阪市電)開業
1912(明治45)年 京都市電が開業

1918(大正 7)年 京都電気鉄道が京都市電に買収される

1929(昭和 4)年 伏見市発足

1931(昭和 6)年 伏見市を京都市に編入(改称により消滅した市を除いて、日本の「市」の中で最も短い存続期間700日)

 

上記の様に開業当初「京都市」ではなく「伏見町」で、京都市電に買収された時点でも「京都市」でなく、「伏見市」でもなかったのです。

なので「京都市電開業記念日」には少々違和感もあるが…
 

なぜ日本最初の電気鉄道の南の起点は伏見だったのでしょう?

これ↓は江戸時代の伏見京橋付近の様子です。

当時は水運が主流で京都~大坂は船で移動や運搬が行われていて、伏見港は京都側の港でした。

古典籍総合データベース」(早稲田大学図書館) ;澱川両岸一覧. 上り船,下り船之部 / 暁晴翁 著述 ; 松川半山 画図 巻2-12

 

江戸時代東海道を西下した旅人や荷物は伏見経由で大坂へ向かうのが一般的でした。

江戸~京都の「東海道五十三次(つぎ) 」は伏見を経由して大坂までを「東海道五十七次 」として1619(元和5)年に定められています。