2日目午後からは…… | レールは、こころをつなぐ道。

スキーシーズン限定の終端の駅ガーラ湯沢駅を後にして、来たルートをほくほく線十日町まで戻り


飯山線に乗り換え越後川口へ。

天気も良くこの後は乗車してきた列車の折り返して反対側の豊野まで行き飯山線を完乗して長野へ行き直江津へ戻る予定でいたが 聞こえてきたのは「本日は午後から線路脇に積まれた雪の除雪作業で十日町から先は運休で代行バスもない」とのアナウンス。

急きょルートを検討したが結局十日町からほくほく線を朝来た逆ルートで直江津へ戻ることとした。

このほくほく線で戻り始めた時点では、飯山線はあきらめても、間もなく廃止の信越線直江津~長野を往復する予定だったのだが…

虹を見ながら快調に走行していたほくほく線の列車は…

信越線と合流する犀潟駅まであと1駅の付近まで来て、折からの強風を風対策のないスカスカの高架橋上でもろに受けることとなりノッチのオン・オフを繰り返す最徐行となり

車体の片面に雨粒が吹き付け、眼下の水路は大きく波打ち、不気味な風切音がする緊張状態となった。

最徐行で地上駅の犀潟駅にようやくたどり着いた後は直江津までは快調に走り、結局30分遅れで直江津に到着したが新潟方面の強風の影響があり大きくダイヤが乱れていた。


この状況では信越線で長野往復をしても、直江津から今夜の宿泊地富山まで着けるか分からないので、長野往復もあきらめ、ひたすら富山を目指すことにした。



富山へ向かう北陸線も特急「はくたか」は今日の除雪作業の影響でほくほく線越後湯沢発ではなく、長岡まで代行バスで長岡発信越線経由で運転されたため日本海沿いの強風の影響で到着せず停車中の各駅停車が先に富山に着くというので乗車し、ようやく富山へたどり着いたという散々な半日だった。