壁際鉄道 出展改造2 | レールは、こころをつなぐ道。
前記事「出展改造1」 のユニットを使用して自室で運転をしていると、今まで井中駅の右側でしかできなかった内回り線から外回り線への渡りが井中駅左側でできるので、環状線仕様にしない時に便利なので、このユニットを常設用にしたいと思ったのだが、このまま使用すると少し不都合が生じる…
レールは、こころをつなぐ道。

それは内外回り線とも左方向から電気が流れる線路配置なので、ダブルスリップポイントを外側分岐線鷲羽鉄道接続方向に誤進入すると、その先に線路がないので壁側へ脱線してしまい、おまけにこの部分は可倒・脱着式の液晶テレビ の裏側なので目視もしにくい部分である。

そこで自室で使用するときはユニットを左右反転して配置すると右側からは電気が流れないので車両が線路のない内側分岐方向へ誤進入する事も発生しないので、その改造に着工した。


レールは、こころをつなぐ道。 まずその改造の前に、内外回り線の中心間距離が井中駅の島式ホーム部では55ミリあり、ダブルスリップを過ぎて37ミリのに変更する部分を小さな曲線半径のS字カーブでは耐えがたいとレールを現物合わせでカットして製作していた部分 を鷲羽鉄道の情報で知ったTOMIXのC605-10曲線レールに置き換えることにした。


レールは、こころをつなぐ道。 C605-10 はまさしく中心間距離55ミリを37ミリになめらかに調整する目的のレールで長さとしては210ミリでちょうど置き換えの寸法になるはずなのだが、確認してみると井中駅のダブルスリップポイントに右分岐用ではなく余剰の左分岐用を流用していたためS字部が210ミリ以下となっていて数ミリ隣のユニット側へはみ出す事が判明した。


そのため、このはみ出しを吸収して常設で左右反転使用できる様に先日のユニットの改造に着手した。

280ミリ2本の560ミリ長のユニットは左右反転させるとダブルスリップポイントは駅から遠くなり路面線のユニット にも干渉するので280ミリ長に2分割した。


井中駅寄りユニット280ミリのうちポイント長140ミリの残り直線部140ミリをバリアブルレールV70(70~90ミリ)と端数レールを使用してV70+33ミリ+18.5ミリ=121.5~141.5ミリのはみ出し吸収部とし内外両線に配置した。

レールは、こころをつなぐ道。
これで簡単に左側ユニットへの接続は140ミリ長で、右側ユニットへの接続は134ミリ長程度にできるので、自室常設時の線路のない方向への誤進入はなくなる!