また ふたつ・・・ | レールは、こころをつなぐ道。

2010年3月13日で特急「北陸」、急行「能登」が廃止され、また夜行列車が消えた。


HPに以前から掲載している この図「日本国有鉄道 1966年午前2時」を見ていただきたい。(上記ページの地図をクリックすると大きな図(1548×1077pix)を表示)


レールは、こころをつなぐ道-1966年 夜行列車

1966年(昭和41年)10月のとある夜、日本列島が深い闇につつまれている頃、日本国有鉄道には日本の大動脈としてこんなに多くの旅客列車が走っていました。

貨物列車は記載してありませんが路線図に記載されている以外のローカル線にもたくさん走っていて、その本数は旅客列車の3倍にも及び幹線には次々と続いて並んで走っていました。

旅客列車の内訳は特急16、急行33、普通44、合計193本、乗客約9万4千人、うち寝台客は3万4千人でした。

(その翌年発行の「月刊太陽№48」を人からもらい大事に持っていた)


残念ながらこの鉄道の栄華は、新幹線の延伸やモータリゼーションの発展など生活様式の変化などにより、この後約15年で終焉をむかえる事となりました。



レールは、こころをつなぐ道-寝台特急 そしてさらにその後約30年減少が続き2010年3月現在定期の夜行列車は下記の通り特急6、急行2となってしまった。


特急:北斗星・あけぼの・日本海・サンライズ瀬戸・サンライズ出雲・ドリームにちりん

急行:はまなす・きたぐに

※人気の「トワイライトエクスプレス」と「カシオペア」は毎日運転していないので臨時列車扱い

Wikipedia「夜行列車」 より)


これらの現存夜行列車の内、かつて一世風靡した青色の「ブルートレイン」と呼べるのは北斗星、日本海、あけぼのの3つだけになってしまった。