皆さんは料理をつくる時、何を思っているでしょうか?

私は以前、那須にある瞑想をするための施設の調理場に一週間だけ入らせてもらったことがあります。ご存知の方も多いと思いますが、世界的にも有名なところでその瞑想法をしていると保険料が安くなる国もあるぐらいです。そこには普段の生活から離れゆっくり自分と向き合う時間を求めて全国から人が来るんです。菜食中心なので肉を扱っている厨房よりも匂いも少なく、洗い物も簡単なことに感動した思いがあります。


1日2食を厨房で作るのですが、そこで料理を作るにはある一定レベルまでの瞑想を行っている必要がありました。

私がそこで学んだ一番の事は

「どういう心の状態でごはんをつくるのか」ということです。

どれだけニュートラルな心で料理を作れるか。

人の感情や思いはすべてにおいて勝ります。

人の感情が食材を通して食べる人に伝わってしまいます。

なぜ瞑想するのかが少しわかった気がしました。


イライラした感情を持って作った料理には毒以上の効果?があると思います。いとおしいわが子を思って作った料理には栄養や効能以上のその子を守るパワーが宿ります。

目に見えればいいですが。普通の飲食店ではまだまだそういった認知が圧倒的に少ないので、厨房ではシェフのイライラでフライパンが飛んでたりするところも・・・(苦笑)


そしてすべての食材にあるお水(水分)には人の感情や言葉をレコードする機能があるようです。

ぜひ料理を作るときには、穏やかな心でまごころを込めてみてください。きっと味が変わると思います。