こんにちは!神代です。
本日はこどもの日ですね😊
昨日、田渕さんがこいのぼりの工作を記事に書いてくださっていましたが、子どもの日にこいのぼりを飾るのは
中国の伝説に由来し、「困難に打ち勝って大成するように」という意味が込められているそうです!
さて、昨日政府より、緊急事態宣言の延長が発表されましたので、教室も5月の末まで休講の延長が決まりました。
オトノアジト音楽教室では、一番小さい子は2歳から、上は80歳になるお方まで幅広い年齢の方に通っていただいています。
昨日は、その最年長であるもうすぐ80歳の方にお電話にて休講の連絡をしたのですが、とーっても元気でいらして、
こちらが励まされてしまいました(笑)
その方はなんとお仕事もされているのですが、先生に褒めてもらうために、1日20~30分はピアノを弾いているのよ~!
音楽がないと気持ちも潤わないじゃない、再開を楽しみにしているわ!と明るい声でおっしゃっていました!
再開を心待ちにして下さる方がいらっしゃるのは、とても励みになりますね。
私も元気な生徒たちに早く会いたいです!!
前置きが長くなりましたが、本日は火曜日なのでクイズの日です。
前回紹介したシューマンと、ブラームスの関係性はどういうものでしょう?というのがクイズでした。
今回も12歳の男の子Kくんから投稿がありました!
いつもありがとう!!
兄弟。
とシンプルに回答してくれました!
この2人は、兄弟ではないのですが、家族のように深い親交があったといわれています。Kくんの答えは惜しかったです!
シューマンが精神的に落ちこみ自殺を図ったときに、ブラームスはすぐにシューマンの妻であるクララの元にかけ付け、
シューマン夫婦の子どもの世話や家事などおこない、まるで家族のようにクララを支えたということです。
ブラームスはシューマンの妻であるクララに恋心または憧れを抱いていたとも言われています。
クララは当時では珍しい女性ピアニストで、多くの作曲家と交流がありました。
ブラームスがクララにあてた手紙には「クララ。愛するクララ。あなたをこよなく愛しています」と書かれていたものも残っています。
それが男女の仲でいう愛だったのか、家族などの愛だったのかは明確ではないですが、私の感覚では、
ブラームス自身、クララのことでかなり葛藤(かっとう)もしたのではないかと想像しています。
そんなブラームスといえば、まずはハンガリー舞曲第5番。
イギリスのチャップリンのコメディに使用されたものをご紹介します。
私が中でも好きな曲はこちら。ゆったりとした
間奏曲Op118-2。6曲全部しっかりと学びたいです…!
松本さんの演奏です。ドシレーの音の並びのテーマがクララに語り掛けているように聴こえます。
少し長い曲ですが、オーケストラで演奏する交響曲第1番です。
のだめカンタービレにも登場しています!
ベートーヴェンやモーツァルトに大きく影響を受けたブラームスの傑作ともいえる曲。
長く壮大な1、2、3楽章を経て、4楽章の中間に希望にあふれた親しみやすいメロディーが出てきます。
今回は第4楽章のみの動画をご紹介。
このように並べてみると改めて、なかなかのパソコンの作業をしながらBGMとして聴けるような曲をかいている作曲家ではないと感じますが、時間のある時にゆっくりとクラシックを聴いてみるのもよいと思います。
重厚な音楽が多い、まじめなブラームスの紹介でした。
次回はもう少し近現代のおもしろい奏法や曲などを紹介したいと思います!
それでは最後にクイズです!
ジョン・ケージの「4分33秒」という曲があります。
その曲は、4分33秒間なにをする曲でしょうか?
クイズ投稿はこちらから!
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