こんにちは!オトノアジト音楽教室の渡邉です。
いよいよ8月がやってまいりました!夏だ〜〜
今年の夏は例年とはかなり状況が違いますが…どうかここを乗り切れるようにがんばりましょう!👍
さて、今日は久しぶりに動画の紹介です。
またまたTEDから1つ。
今回はプレゼン動画ではなく、"Lessons worth sharing(人にシェアしていきたいレッスン)"というコンセプトで作られた動画です。
それでは早速進めていきます💨
音楽のくり返しが愛される理由
本日の動画「音楽のくり返しが愛される理由」です↓(日本語字幕でお楽しみいただけます)。
4分ほどの短い動画です。
この動画では、教育者のエリザベス・ヘルムート・マーグリスが、音楽におけるくり返しの効果について
わかりやすく説明をしてくれています。
人は、くり返しを含まれる曲のほうが楽しみやすかったり、興味を持ちやすいという傾向にあるのだそうです。
また研究によれば、人はくり返しを聴くたびにそれに対して注意を払い、音のさまざまな側面に着目して聴くようになるのだといいます。音を追うように聴く、ということです。
また、動画の中で彼女はこんなことにも触れています。
最近の研究によると、人は音楽の一節のくり返しに合わせ動いたり手拍子をする傾向が強いことがわかりました。
くり返しによって、私たちは受動的な聴き手ではなく「参加者」として音楽の場へと誘われていきます。
なるほど🤔
くり返される音によって、人は「聴く」だけではなく「自分の身体を使って」音楽を楽しむようになるのですね、おもしろい!!
音楽によるくり返しの効果って、気づかないだけでわたしたちの日常に当たり前のように出現している気がしますね。
さて、すこし話を戻します。
前述した「くり返しによって、人は音を追うように聴くようになる」現象。
これが、「ある音楽の1節が耳にこびりついて何度も何度もくり返されるように感じる現象と関係がある」とエリザベスは言います。
わたしたちの聴き方の変化が、「曲のある部分が頭から離れない!!」という感覚をもたらしているのかもしれませんね。
この部分を観ながら、わたしの頭の中にとある曲が頭に浮かびました。
最近、配信サービスを席巻している話題のあの曲です。
最近話題のあの曲も、そういえば繰り返しが使われている…?
「ドー!ルチェアーンド!ガッ!バァナアァー」で話題の瑛人さんの「香水」。
聴いたことない!!という方は是非↑から聴いていただければと思います。
「繰り返し」をすごく感じられる曲です。
この「ドー!ルチェアーンド!ガッ!バァナアァー」
とにかく曲中で繰り返し出てきます。
この部分がとにかく有名。とにかくTVで流れる。そしてとにかく耳につく。
わたしの周りでも、そしてオトノアジトのスタッフ間でも、この曲はとにかく耳につく!とその中毒性が話題です。😊
この部分が頭から離れない理由は、このフレーズのくり返しによって、
わたしたちの「音の聴き方」が「音を追う聴き方」になっているからなのかもしれません。🎧
おわりに
思えば緊急事態宣言下で流行した星野源さんの「うちで踊ろう」も、繰り返しの多い曲でしたね。
ヒット曲っていろいろな力を持っていてすごいなあ・・・と感じさせられる渡邉でした。
「あのヒット曲はどうなんだろう?」と、曲の構成に注目しながら聴くと面白そうですね!
ぜひこの夏も音楽といっしょに楽しんでいきましょう☀
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに!!