高校の授業中 

私「先生!」 

教師「どうした、質問か? 」 

高校生の私「はい。今、僕ら授業してるやん? これと同じように、全国各地に小学校から高校まで学校あって 、何十万、何百万の生徒がおって、毎日同じように授業受けてるわけやろ?」 

教師「そうや、それがどうした? 」 

高校生の私「じゃあ一回、それぞれの授業をビデオに撮って、それをダビングしまくって、そのビデオテープを回していけばいいだけじゃない?」 

教師「そんなん、クラスによってレベルも違うし、無理やろっ」 

高校生の私「進学校と普通高校とではたしかに違うかも知れんけど、 例えば高1の数学の同じ教科書なら、1年間でやることは一緒やろ? じゃあ全教科、各教科書分、1人の先生の授業を3年間撮影したらいいだけやろ? 中学も、小学校は6年間」 

高校生の私「そしたら、全国に学校建てる莫大なお金も、維持費も、全国におる先生の人件費も、ほとんどいらんなるよね? ほんでこんな毎日同じ時間に同じ場所に集まる必要も無くなるやん」

教師「そんな事したら、わしらの仕事が無くなるわ! もう授業に戻ってええか? 」 

のんきに笑うまわりの生徒たち

えっ!? 今までの制度だからそのまま続けて行くってこと? 莫大な費用をかけ続けながら? 消費税も上がったばかりなのに? 学校って、俺らのためにあるんじゃないのか?

なんだか自分が巨大なシステムの一部に組み込まれているように感じた。


小説「偽りからの解放」より