妻が面白いと言うので、妻おススメの映画「嫌われ松子の一生」を観ました。確信を得たかったので5回観ました。その後、この映画についてのレビューをいろいろと見てみましたが、私と同じ意見は見当たりませんでした。

映画「嫌われ松子の一生」
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女性が主人公でミュージカル要素も含んでいるからか?分かりませんが、女性のレビューが多い感じでした。そして多くのレビューが「不幸な人生の女性の物語」と結構な割合で書いてるんですよね。

えっ、どこが!? 全部自業自得やん、っていうのが私の感想です。思い込みが激しくて、独占欲が強くて、強欲で、嘘つきで、自分では考えず、みんなと一緒の中から自分だけ良くなりたい、今だけ金だけ自分だけの主人公が、どんどん人生が悪化していく・・・そらそうやんって思いました。(笑)

ただこの映画、それだけではないと思うんですよね。もう1つのストーリー・・・日本社会ががどのように悪化していったか、日本社会をどのようにして悪化させていったか・・・ということが描かれていると私は思いました。

劇中、何度かTV画面が写りますが、毎回「火曜サスペンス」の崖の上のシーンです。これはメディアによる洗脳を表していると思います。


最後のシーンは・・・「最後の最後にちょっとだけ幸福になれて良かった」みたいなレビューも結構あったのですが・・・私はあれは、散々今だけ金だけ自分だけでやりたいようにやってきただけではなく、同時に社会をとことん悪化させてきたにも拘らず、何の責任も取らず、取ろうとすらせず、いつもの、知らぬ存ぜぬ我関せずの「ただいま~」だと思うんですよね。散々裏社会にも利益供与してきておいて、裏社会を大きくして、自分は醜く太って汚部屋でどん底にまで落ちてるにもかかわらず、アイドルにファンレターを書いて送ってるのに返事がないって怒ってるシーンが・・・そのままですよね。(笑) 
何故自分がそうなっているのかが分かっていない、分かろうとすらしない・・・今だけ金だけ自分だけだから。実際そうなってるじゃないですか? 全部子供たちにしわ寄せが行って、苦しむのは子供や孫世代たち。

まあ、人それぞれいろんな感想があると思うので・・・是非観てみてください。