思えばずっと、上手な役者だなと思われたいと、思っていました。
上手だと思われたいという事をやめたい、と思った今日。
でも１０年ぐらい前にもそんな事を考えていた時期があったような。
テクニックを捨て去りたいと、かつて思っていた時期が。
全ての技巧的な演技が嫌いだった。
進歩がないもんです。
演技している最中に、上手だと思われたいという心を完全に捨て去るのは、無理。
人間である以上、自意識や虚栄心は捨て去り難い。
違う事にフォーカスすればよい、というか、そこにフォーカスがあうとろくな事がない、というのが妥当なところか。
朗読ＬＩＶＥ、前日にそんなことを考えたり。
朗読が芝居と違い非常にシンプルな作業であるのと、自分の劇団と違い、お呼ばれされた立場なのでそんなよしなし事に思いをはせる余裕が。余裕！？
しかしニールサイモン、読めば読むほど。解釈が揺れ動き。
このような機会を頂いた僥倖に感謝です。
明日が晴れる事を。
http://ameblo.jp/otonanomugicha/entry-11425061683.html
明日２５日は大人の麦茶特別公演「ベッドにもなるソファー」前売開始です。
朗読ＬＩＶＥの会場の片隅でも販売させて頂く予定です。