大きなスケールに少し疲れたので、小さなキットを作りたいと思います。
ガンダム以外の味方キャラ、初めて。
1/144スケールのガンキャノン。
なんか、この小さな箱を見ているだけでいい感じです。※ニッパーは大きさ比較用
たった2枚のシンプルなランナー構成もいい。
仮組、結局やっちゃう。
単色なのでおもちゃ感あります。でも思ったよりスタイルが良い。
残骸のランナーすらプラモデル感があるので一緒に撮影。
旧キットらしく細かいところは再現されていません。
フトモモとスネのモールドがありませんでした。
こういうときにピッタリの工具があることを思い出しました。
パーツの合わせ目の「段落ちモールド」をつくるやつですね。
よく見ると、お値段 4,180円(税込)って書いてある。
…今回は旧キットそのものを楽しむ方針でいきたいと思います。
モールドはさておき、いつも完成した旧キットがよく倒れるのでひと工夫、対策してみようと思います。
足裏に重りを入れました。適当なものがないので、買い置きがあったネジを接着剤でくっつけてみる。
上から見るとこう。
適当ですがこれだけでも安定感違います。
あと全体的に関節がきついです。
全く動かないので少し削って緩めました。首のところとか。
塗装に入ります。
頭部はガンダムカラーのMSホワイトで。
下地が赤で色が乗りにくくて厚塗りになった。それでもまだ下地が透けてる。面倒くさがらずサーフェイサーを吹いたほうが良かったかも。
次にグレー部分はニュートラルグレーで。
これは本当に塗りやすい。グレー系は隠ぺい力が高いのです。サーフェイサーも薄いグレーですよね。グレーが隠ぺい力が強い理由ですが、僕には分かりません。
ガンキャノンの目(カメラ)の部分は何色がいいのでしょうか。
取説のようなエメラルドグリーン的な色を持っていないので、水色系で塗ろうと思いました。普通の色ではなくクリアーブルーがあったので試してみたくなりました。
マスキング処理は面倒なので、塗料皿に吹いて筆で。
盛大にはみ出す。いつもこの太い筆一本でやっているから仕方ない。でも缶スプレーしかない色でも塗料皿に移せばいけることが分かったのはよかった。
黄色はダークイエロー。
黄色系はこれしかもっていないから。はみ出してるのもいつものこと。あとから直せばなんとかなる。
足などの深緑は、タミヤのフィールドグレイ。
これは塗りやすくて良いです。以前ジオラマのベースを塗るときに使ったやつ。
最後にメインの赤色。
これはちょっと考えた。どれにしようか迷う。
・レッド(ふつうの赤)
・RLM23レッド
・あずき色
・艦底色
・赤褐色
無難にいくなら、原画に近い左の2つのどっちかなんだろうけど、真ん中の渋目の「あずき色」を試したくなってしまう。もし失敗するなら最初がいい。というわけであずき色にしました。ちなみに最近あずきバーをよく食べています。とてもおいしいです。
いろんなペンを駆使して頭部をリタッチ。
なんとか見れるようになりました。(画像はリタッチ後です。念のため。これでよいのです)
ペンでスミ入れして、仕上げはタミヤのウェザリングマスターで整えて完成です。
あまり、あずき色っぽくないですね。ふつうの赤っぽい。下地処理すればもう少し落ち着いた色になったと思いますが、いつも実験的なので。これより明るいのはよりは、もっと渋い色にしたいかな。
ガンダムの仲間ができた。
小さな1/144スケールはいいですね。塗装が細かくなりますが、部品も少なく比較的さくっと作れます。