【校長コラム】まず捨てる~シンプルな自分を作る | 強みを生かした起業が学べるオンラインスクール・大人の女子校

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自分を生かした起業で自分と時間とお金を作るオンラインサロン大人の女子校校長の岡崎知美です。


岡崎知美の新しいコースが完成に近づいています!!

内容が…内容が…ハンパないです…マジで。
1回目の内容を大公開しちゃいます!鼻血もんだよ^ ^
 

〜岡崎知美コース1回目全部公開〜

自分リーダーシップを取ろうと思ったときに
一番邪魔をしてくるのが自分自身です。
周囲のあなたを引き止める声ではありません。

過去自分がやって来たやり方
これまで考えなくても、責任を持たなくても
何とかなってきたこと。
逆にこれまで成果を上げてきたこと。

経験を拠り所にした自分自身が今最大の敵です。
そういう自分と習慣を捨てるところからはじめましょう。

物理的整理をする、精神的整理をする

たくさんのものを抱えているのに上手くいくなんてことはありません。
自分へのリーダーシップは行動習慣を徹底的に変えるところからスタートします。
 

■まずは物理的なところを整理します

服を処分する(アクセサリー、化粧品、下着、小物、靴、バッグなど含む)
  ・着ない服、年に数回しか着ない服、好きではない服
  ・「これからリーダーシップを取る自分」にふさわしくない服
  を全て処分してください。
  「1時間以内で全て終わらせる」ようにしてください。

「本、書類、CD、年に1~2度しか見かけない思い出の品、財布の中のメンバーズカード」
「食器、調理器具、台所周り」
も服と同じように処分してください。
どちらも1時間以内に作業を終えてください。

PC、スマホ
  ・使っていないアプリ
  ・PCのデスクトップ
  ・未読など通知表示の溜まっているアプリ
   を整理整頓し、軽くなるようにしてください。

※やり方がわからない、1時間でできそうにないという方は
 最初に分量を数えて
 全体の5分の1(20%)残すものだけを選んでください。
 あとは捨ててください。

※残したものの特徴と、捨てたものの特徴を紙に書き出してください
 せっかく捨ててもまた買ってしまうと意味がなくなるので
 残したものの特徴を「買う基準」
 捨てたものの特徴を「買わない基準」
としてしっかり定めてください。
→今後この基準でものを買うようにします
 

■次に精神的なところを整理します

人間心理① 人は手にしたものを必ず使おうとする

 人は何かを持つと必ず使おうとします。
 使うことが頭の片隅にあることになります。
 それが無駄なものや不要なものでも持つと必ずそうなります。
 無駄なものや不要なものは「はじめから持たない」習慣を身に着けてください。

 無駄や不要が増える理由
 ・不安や恐れからリスクを先取りして何かをしようとする
 ・前向きに取り組もうとするといつも足し算の考え方をしてしまう(増やそうとする)
 ・人からお願いされたら簡単に受け入れる

 何が必要で、何が無駄・不要かと考えるとわからなくなります。
 どんなものでもまず「持たない」ところからはじめてください。

 既に身につけた「スキル」「資格」は自分を縛る鎖になるので
 使わないつもりでいてください。

人間心理② 焦りは必ず犠牲を生む

 焦ってやったことをいくつか思い出してください。
 焦った物事が解決されていても、何かがとても良くなったことはないはずです。
 そして知らないところで何か別の物事が「必ず」犠牲になっています。

 「上機嫌」という感情は知らないところでハッピーを生んでいます。
 同じように「焦り」は知らないところで誰か、何かの犠牲を生んでいます。
 焦ったらまず止める。
 できない。失敗する。嫌な気持ちになる。ということを受け入れる方が
 焦って何かを成立させるよりもはるかに良いということを学んでください。

人間心理③ mustとwantをやめる

 「やらなければならない」と無意識で言っているなら
 その発言と、その内容の物事をやめてください。
 「~したい」と無意識で言っているなら
 その発言と、その内容の物事も止めてください。

 どちらも心理の奥に「やりたくない」「やってられない」
 というベースがあります。
 そういうことを積極的に行いながら自分を正当化するのを止めてください。

 同じようにあまり良くない物事に
 「楽しくやればいい」というのがあります。
 これは幸せに生きる分にはとてもいいことですが
 自分にリーダーシップを取っていこうとするときはNGです。

 →ではどうすればいいかは講座で見ていきます

人間心理④ 弱みを克服しようとしない

 できないことはできません。苦手なことは得意になりません。
 やらなければならない(must)と思っていることは
 結局苦手で下手なことなのです。

 なぜできなかったのだろう
 何がいけなかったのだろう
 と、時系列で「過去」を向く考え方をすると必ず後ろ向きになります。

 できることはなんだろう
 この場合はどうしていれば一番良かっただろう
 と、時系列で「未来」を向く考え方をすると必ず前向きになります。

 前向き後ろ向きは気持ちや意思の問題ではありません。
 時系列のどこに注目するかの問題です。

人間心理⑤ 悩みたいから悩んでいる

 リーダーシップを取る上で悩みはどんな場合でも不要です。
 悩む習慣がある人は「自分は悩みたいから悩んでいる」と認めてください。

 悩むのは自分のせいにする心理です。
 逆に人のせいにする心理もあります。
 人のせいにしたいから人のせいにするのです。

 もし何かのせいでそうなったのだとしても、
 それが自分が望まない状態なのであれば
 自分で望む状態にするしかありませんよね?

 だったら悩みや正当化は一切止めて
 「この問題をどうすれば解決できるか」という考え方もやめて
 『自分の望む状態にするにはどうすればいいか』だけを
 考える習慣を持ってください。

物事も心も「いつも無駄はいらない」と自分に誓ってください。
そういうことから実際に距離を置いて触れない習慣を作ってください。

「これにも意味がある」「やっておいた方がいい」は
自分をダメにするキーワードです。

 「意味がある」・・・意味を見つけてきて正当化するときに使う言葉
 「やっておいた方がいい」・・・もし本当にそうならやっておいた方がいい無数のことを全部やった方がいいことになる

自分リーダーシップ 3つの核

自分のトップは自分です。
トップの仕事は全体を上手く運ぶために
方向を示して自分を導いていくことです。

トップが考える軸となるものは3つあります。

 ①価値基準をベースにした「実現」
 ②心の声に従った「決断」
 ③本来美を軸にした自分本来の「魅力」

ここでは簡単にアウトラインを説明します。
 

■価値基準をベースにした「実現」

小さい子供は「◯◯ができた!」ということを喜びます。
上手くできることは私たちが重要視することです。

 「する」ということが基準になります。

社会で決まっているから、家族が求めるから、常識だから
そういうことで私たちは何かを「する」ことが多いかもしれません。
あるいは、

してあげたい、喜んでもらえると嬉しい、やるからには一生懸命
そんな理由で「する」ことがあるかもしれません。

これらは実は自分に基準のない考え方です。
普段から物事に流される習慣のある人はこのような「する」をやってしまいます。

このような理由で「する」ことをして何かが現実に生まれたとしましょう。
その現実は「自分が求めた自分の現実」ではありません。
誰かが求めた誰かの現実に「役立った」ということです。
自分が求める自分の現実が手に入らないから、役立つことに価値や意味を見出す
そんな風に生きている人は少なくありません。

  今日から「する」を自分が求める自分の現実のために使ってください。

そのためには実現するものが何か?定まっている必要があります。
というと「自分が本当に求めているものは・・・」と考えてしまいます。
考えることは「する」ことではありません。「しない」ことに近い物事です。

本当に求めていることは大事ではありません。
大事なことは求めていることは何であれ実現するということです。
「ケーキが食べたい」と思ったらすぐに実現に向けて動くということです。

「何もしなくても収入がありゆっくりと生活ができるようにしたい」
と思ったとします。普通に考えて明日からすぐにはできませんね。
ならこの実現のために何が必要で、どのようにやっていくか?
ということを順番に「する」必要があります。
何年かかるとしても求めていることは何であれ実現するということは
そのためのスタートを切るということです。

価値基準というのは何かを価値の基準にするということです。
自分の求めが仮に間違っているとしましょう。しかし実現します。
間違いを恐れて行動しないということは思いつかなかったことよりもはるかに悪いことです。
「間違いを含んで行動する」が価値基準をベースにして「実現する」ということです。
間違いが発覚すれば後から止めたり改善することはできます。
しかし「する」ことをしなければ全て手に入りません。

価値基準を難しく考える必要はありません。
今定めたものを価値として、それを基準に「する」ことです。
行き着くゴールは「成果」と呼ばれます。
価値基準を定めた理由が「目的」と呼ばれます。

一度「目的」をもち「成果」に向かって動き出したら
そのことに集中した強みや人格特性、才能、コミュニケーションを使います。
これまでの自分と同じ能力や人間性、関係性を使ってはいけません。
 

■心の声に従った「決断」

心の声は本心から求めていることです。
本心は溢れ出て止められるものではありません。
なぜだかわからないけども「どうしてもそうでなくちゃならない」ということです。

心の声は自分がどんな性質の人間であるかと関係します。
「する」ことは全く関係しません。
「ある」ことが心の声です。
自分はこんな人間で「ある」ことです。

作ってきた自分とはまた違います。
勤勉な人間で”ある”自分は親の教えや習慣から
実は「する」を繰り返してきただけかもしれません。
本当はやりたいときだけやる自分で「ある」かもしれません。

だからといって難しく考える必要はありません。
自分の体は女性であり、心も女性であるなら
女性で「ある」自分を生かすことです。

頭がいい自分で「ある」ならそうあるようにする。
気立てが良い自分で「ある」ならただ普通に気立てが良い自分として接する。
そんなわかりやすいところから注目してください。

  今日から自分に嘘をつかず周囲の期待に合わせるのではなく
  自分がこんな人間であるという自分に従ってください

面倒なことややりたくないこともそれが自分で「ある」はずです。

これって自分で「ある」のかなと迷ったときには
一度その自分に「なる」とやってみてください。
「ある」のなら、「なる」ことが定着していきます。

心の声を邪魔するのはいつも浅はかな感情です。
感情はどの感情も全て、心の声よりも浅いところにあります。

心の声に従い、そういう自分であると「決断」したなら
その自分を通す必要があります。
それは「感情に負けない」ということでもあります。

感情は反応です。自分自身ではありません。

自分はこのような人間で「ある」と決断し
そうしたからにはいつも、常に、普通に
そうで「ある」と決めてください。
そういうモードの自分として振る舞ってください。

「する」ことを決めるのではありません。
「ある」ことを決めるのです。
 

■本来美を軸にした自分本来の「魅力」

価値基準は「する」ことで実現を、
心の声は「ある」ことで決断を
それぞれ自分自身を生かす2つの角度から見てきました。

本来美は価値基準があるときもないときも
心の声があるときもないときも
どのような場合であっても
自分が人として美しいという個性のことです。

自分自身の輝きの源と言ってもいいかもしれません。

とにかく心が温かい人がいます。
誰も切り開けない未来を見せ、歩き出す人がいます。
誰もが仲良くなりたい「何か」を持っている人がいます。
不屈の精神がある人がいます。
生命力が強く人に勇気を与えてしまう人がいます。

「する」「ある」ではなく「備わっている」ものが本来美です。
全ての魅力は美しいのです。
自分に備わっている普遍的な美しさが何かを知ってください。

  人に感動や厚い感謝、深い安心、大きな勇気、輝く生命力を与えるもの
  自分の中で躍動感があり、そうでなくてはならず、愛しくてしょうがないもの

それを探し出し、掘り出し、自分のものとして見えるようにする必要があります。
「する」ことで証明するのではなく
「ある」ことで拠り所にするのではなく
「備わってしまっている」のでこれまでの経験やブロックでは
隠しきれず押さえきれず、輝きが漏れ出しているものを
ひとつひとつ丁寧に拾っていくのです。

自分を美しいと認め
自分の人生をその美しさの軌跡として眺め
これから死ぬまで一生、毎日
その美しさと共に生きていくということを自覚することです。

それが自分にだけ備わっている魅力です。