ご参考にして下さい
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今回の講師は・・・
株式会社たかくら新産業
代表取締役社長 高倉健氏
1964年京都府生まれ。明治大学卒業。西武百貨店に入社し、当時のトレンド最先端を走るSEED館で企画マンとして活躍。退社後独立し、輸入化粧品卸、輸入雑貨卸を手掛ける会社を設立して現職。インテリア雑貨、アロマセラピー、デザイン文具、アイピロー、電子レンジで加熱するウオーマー、ペットグッズ、ナチュラルコスメ、ボディーケア用品などのブームを作り、先駆けとなる。現代の唐草模様を組み立てるパズル『TOKOLO PATTERNMAGNET』で第1回新日本様式100選に入賞。2008年からベビーケア用品などオーガニックアイテムの自社ブランド『made ofOrganics』をスタートさせる。
HP:http://www.madeoforganics.comhttps://www.facebook.com/takakuranii/
自分の心に嘘をつかないビジネスを!
の目標をかかげて23年間会社を経営し続ける
秘訣を熱く教えていただけました!
◆ニッチビックとは?
◆ミッション、ビジョンを明確に
◆アカデミックの重要性
◆差別化は売るためにするのではない
◆策士からシェアへ
◆10年間売れ続ける商品を生むには?
◆質疑応答
◆4月テーマ:起業家のビジネスマインドを身につける
◆5月の勉強会は?
西武百貨店に入社し、トレンド最先端のファッションを
取り扱っていたSEED館で企画に配属。
その後、商社(洋服)を経て、今から23年前に起業。
起業後は、日本に知られていない
海外の商品を輸入する輸入卸業を営む。
<代表商品>
・アロマセラピーの商品(日本初)
・ボクサーブリーフ(日本初)
・アイピロー(日本初)
オーガニック商品に力を入れるようになった
転機は、今から10年前になる。
妻が乳がんを患い、看病していた自分までもが
原因不明の病で倒れ、1か月入院する。
死を目の当たりにする経験をしたことで
意識のスイッチが変わり、
ビジネスってなんだろう?と考え
”誰かがハッピーになるのがいいんじゃないの?”
一番近いハッピーとはなんだろう??
と考えた答えが
”一番大切に思っている人に
自信をもって勧めれるものだけを作ろう!!
その考えが、当時日本に全くなかった
オーガニック商品開発(ニッチ)に繋がっていった。
世界には日本人が知らない新しいものがある、というのは
いつも新しいものを知ろう、と知覚を広げていく意識がないとでてこない。
知覚を広げるには・・・
ランチで食べた事のないものを食べてみることをおススメ。
”株式会社たかくら新産業”は、
マスマーケットを相手にビジネスを行っておらず、
ニッチマーケットを相手に、
それも、自らが
”ニッチマーケットを作っていく”
ことを行っている。
マスマーケット VS ニッチマーケット(たかくら新産業)
<ニッチマーケット>
買う人がそんなに多くないが、すごく欲しいという人がいる
代表的商品が
PERFECT POTION のアウトドアボディスプレー
この商品は、売ろうと思って作った商品ではなく、
アトピーで肌の弱い息子の為に14年前作った商品だった。
当初は、市販のスプレーを使用していたが
入っている成分を調べてみたところ・・・
ただでさえ肌の弱い息子に、この成分は大丈夫だろうか?
と感じ、商品開発に至った。
”ただ、ただ自分の息子の為に良い商品を”
と思い作った商品が結果として、
Amazon 3年連続 売り上げ1位
実は、この商品カテゴリ。
人生の中で使ったことがない人が大勢いて、
まったく興味ないという人が多い。
しかし、
必要な人にとっては、すごく必要な商品
=ニッチなマーケット
そして、ニッチなマーケット内で
しっかり、絶対的なシェアをとる。
そうすると、マスマーケットの中で勝つのと同じか
それ以上のものを得ることができる
ニッチなマーケットでビックに。
これが、ニッチビックビジネス。
起業を行っていく中で一番大事なことは
継続していくこと
そして、継続していく中で大事なことが
ミッション&ビジョン自分は何をしていきたいのか?
何に向かっていくのか?
何を成し遂げたいのか?
たかくら新産業がかかげているミッションは、
”ナチュラルオーガニックをデイリーユースに”
ミッションを達成するために取り組んでいる内容が4つ。
①最高峰の安心、安全
→自分自身が最大級安心安全と思えるものを作ろう
②効果と使用感
→今の消費者のニーズに合うものを徹底的につくっていく
③使い続けられる価格
→できる限り価格を下げる(消費者は原価が高いとか知らない)
④新しい発想と選択肢
→今までのオーガニックにない概念の商品を
作り出していく
<具体例>
商品:アウトドアボディスプレー
商品:デオドラントロールオン
①~④のように
自分たちのミッション、自分たちが実現したいものを
しっかり持って、1つずつ具現化していくことが大切。
ある程度、ビジネスが回ってくるようになってきた時に
ミッション・ビジョンを考えるようにする視点を持っておくと良い。
効果効能、エビデンスを
論理的に説明できることが重要。
例えば
商品を「愛」を持って作りました!
と熱く訴えても
全く効果がない。。。
そう、やっぱりアカデミックな要素もある程度必要。
自分の商品力のエビデンス=お客様の声
サービスを購入してもらったお客様に
・サービスどうでしたか?
・あなたにとってどんな成果がでましたか?
を聞くようにする。
それが商品の信用になる。
世の中にあるものと、
どれだけ違うものをやっていこうか
どれだけ違うポジションをつくるか
差別化は大事。
しかし、その差別化は
自分の商品を売るための差別化ではなく
その発想やアイディアがお客様に届いたときにHappyになるか?
お客様がそれを知って得になるか?
そこを徹底的に考えるのが
ビジネスにおいて大切なこと。
ビジネスは、今までの
誰かが勝って誰かが負けるような策士的なビジネスでなく
これからのビジネスは
”シェアの時代”
アウトドアボディスプレーを例にあげると
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→価格を下げる(発売当初より1800円→1400円へ)
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→売り上げ数量が増える(価格を下げたので)
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→同じ商品を継続的に発注する
(同じ商品なのでスキル、効率がUPする)
目先の利益に捕らわれず、
この言葉を目標に
ビジネスを展開して行けば
10年後にはきっと変わってくる。
しっかりとした
信念や想い(消費者がハッピーになる商品を提供する)を
持っていれば売り上げは後からついてくる。
※抜粋
ビジネスで独りよがりにならない方法は?
==========
A:客観的評価を持つこと
他人の意見ばかり聞いていると
強いパッションがもてないので
独りよがりはいい。
売れなかった商品、ボツになった商品はありますか?
==========
A:売れ行きの悪かった商品はある
と思い売れなかったとは思わなかった。
と確信していたから。
売れ始め、去年、ロフトとハンズで取扱になった。
同業他社が増えてきて馴染んでしまっている
そこから脱却するには?
==========
A:どれだけ差別化して
商品に対する想い込みだったり
練り込みだったりが足りないと思う。
自分たちが絶対に
負けない商品を作っていくことが大事。
粘り強く訴求していくことも大事。
ただ、飽和状態であれば、
次にいくことも大事(客観的視点)
==========
プロフェッショナル(アカデミック)な方々とは
どのように出会っていますか?
==========
A:人間として付き合い、人間としてお話したい方ことを
大事にしています。
何か目的だったり
利益を得ようとお付き合いしようとすると
シャットアウトされます
人間として付き合い、人間としてお話しした方
人間同士のパッションが触れ合うようなケースは
ビジネスになったりしている。
《起業勉強会講師紹介》
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/344.gif)
1972年 生まれ 東京在住。2001年より独立し現在までのクライアント数、約15,000人。自分を生かし人生を生かす、というテーマを掲げ、自分らしいビジネ ス構築を得意としている。経営コンサルとして、女性の集客に突出した実績を持ち20業種のビジネスに関わり、年商1千万以上の女性起業家を多数輩出。その 他、売上げ、コミュニケーション、パートナーシップなど、様々な分野において劇的な変化を遂げるクライアントが続出している。
<講義内容>
知らないことは、○○が当たり前
恐れをなくす作業は無駄
いつかスッキリする、は幻想
モヤモヤは、ずーーーと続く
前提が変われば、行動が変わり、結果が変わる
解決できないを○○する!
それも普通、あれも普通、それも普通
お金を稼ぐことにどういう前提をもっていますか?
見出しをみるだけでも
ざわざわした心が落ち着いてきますよね!
今回の講座内容をじっくり、しっかり取得したい方は、
「前提と認識で変えるあなたの世界観・前提心理学セミナー」へ。
5月の起業勉強会では、ノマド起業家の安藤美冬さんをお招きし、
もっと自由な働き方・生き方を実現するために必要な
■個人が働きかたをデザインすること
■セルフブランディングを極めること
についてお話しいただきます。
安藤さんは、働く場所や肩書、専門領域に縛られない
自由なワーク&ライフスタイルを実践されている方です。
ノマド起業家の先駆けとして注目され、多数のメディアに登場されています。
《特別講師紹介》
(株)スプリー代表/ノマドライフ実践者
安藤美冬(あんどうみふゆ)さん
フリーランサー、コラムニスト
1980年生まれ、東京育ち。慶應義塾大学在学中にアムステルダム大学に交換留学を経験。株式会社集英社に新卒入社後、ファッション誌の広告営業と書籍のプロモーション業務を経て2011年に独立。
組織に属さないフリーランスとして、ソーシャルメディアでの発信を駆使した肩書や専門領域にとらわれない独自のワーク&ライフスタイルを実践、注目を浴びる。
雑誌『DRESS』の「女のための女の内閣」働き方担当相、 月間4000万PVを記録する人気ウェブメディア『TABI LABO』エッジランナー(連載)、越後妻有アートトリエンナーレオフィシャルサポーターなどを務めるほか、商品企画、大学講師、コメンテーター、広告&イベント出演など幅広く活動中。
これまで世界54ヶ国を旅した経験を生かし、海外取材、海外ツアープロデュース、内閣府「世界青年の船」ファシリテーター、ピースボート水先案内人なども行う。
TBS系列『情熱大陸』、フジテレビ『笑っていいとも!(テレフォンショッキング)』、NHK Eテレ『ニッポンのジレンマ』などメディア出演多数。著書に7万部突破の『冒険に出よう』、『20代のうちにやりたいこと手帳』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、寄稿に『女子が旅に出る理由』(いろは出版)などがある。