こんにちは、石畳ネコです。



先日円安が進んでいたので(言い訳?)

焦ってずっとカートに入れていた

Mary Oliverの詩集『Devotions』を

買いました。



ペーパーバックなので中は藁半紙ぽい薄い紙ですが表紙がかっこよくて嬉しいです。

何よりたくさんの詩が載っていて

わくわくします♪



Mary Oliverのことは

これまたすごく助けられた『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン著)の中で紹介されていた名言を知ってからずっと気になっていました。





教えてください

あなたは何をするのですか?

あなたのその激しくかけがえのない一度きりの人生で


メアリー・オリバー(詩人)



(原文は


Tell me, what is it you plan to do 

with your one wild and precious life?


-Mary Oliver from 'The Summer Day')



毒親からの毒を解毒したくて、もがいているときに出会い、

怨みや怒りに巻き込まれず

自分の人生にフォーカスしなおすために

なんどもくりかえし思い出していた言葉です。

ほんとうに助けられました。



ずっと親のために自分を潰されて

いろんなことを台無しにされて悔しいよね

でもあなたの一度きりの人生

怨みを晴らすことに使うつもり?

一度きりの貴重な人生、

ほんとは何に使いたい?

と、言ってくれているようでした。



親をなき者にしようとしたがる

荒ぶる自分をなだめて

視野を広げてくれた言葉です。

そうだ、わたしはわたしの人生を生きるんだ。となんども思い出させてくれました。



…The Summer Dayの詩の全文を読むと

またちょっと違う印象をうけるのですが、

それもまた、とても力をもらえて好きです。

(「自由に気の向くまま自然体で

日々過ごすこと、

生きてることそれ自体が祈り

あなたはその野生の命で何をしたい?」

と言われてるような印象を受けました

こんど翻訳に挑戦してみたいと思います)



Mary Oliverの有名な詩としてよく紹介される、『Wild Geese』(野鳥の詩、野生の雁たち)という詩にも胸をつかまれ、勇気づけられていました。

(これも翻訳したい、ここ数日ずっとこの詩について考えています)



そんな歴代の詩がたくさんたくさん入っている詩集。

その詩の一部に今の自分の心が

反応したところがあったので、

今日はそれを書いておこうと思います。





Instructions for living a life:

Pay attention.

Be astonished.

Tell about it.


-cited from 'Sometimes' Mary Oliver



人生を生きるための指南:

注意を払うこと

驚くこと

それについて話すこと


メアリー・オリバー『Sometimes』より抜粋(石畳ネコ訳)




シンプル。

でも、ほんとうに自分の人生をいきるための大事なことだと思いました。



自分のことや周りに注意をはらい、よく観察すること

発見に驚くこと、すごいなーと思うこと

そして心が動いたことを誰かに伝えること

…親や周囲に潰された心を取り戻し育てていくために、地道だけどすごくパワフルな方法だと思います。



この地味な積み重ねが

自分自身の人生を生きること

自分軸を取り戻して生きることにつながっていく。

アダルトチルドレンの回復のための指南が書いてあるのかと思ってしまいました



そしてさらっとこういうことを書いてくれる人がいる(いた)こと、とても心強いです。



お守りのような言葉たちに助けらながら

コツコツ自分を育てていきたいです♪