こんにちは。

 

皆さんガスガンのガスは何を使っていますか。

 

フィールドで見かけるのは、だいたいHFC134aかHFC152aのどちらかで、次にノンフロン、CO2っていう感じでしょうか。

*以降HFC134a=134a・HFC152a=152aと表記

 

 

そんな私は、ずーっと前から152aです。

 

比較検証やリコイルを体感したい時用(笑)に134aも用意してありますが、部屋撃ちもサバゲーも基本的には152aを使っています。

 

さて、ここからが問題です(笑)。

 

なにやらガスブロ使用者の間では、134a推しと152a推し的な「ガス派閥」があるよーで、134a推し派は152aを過去の経験(見聞きも含む)から少々誤解をされて「ガスガンに良くない為使ってはいけないもの」と位置付けている方も居るよーに思います。

 

 

ガス比較&エアガンとの相性を確認するにはすごく分かりやすい動画

 

この動画では特に扱っていませんが、動作に関わる比較の他、ガスガン内部に使われているゴム系パーツへの影響を考える必要があります。

 

なぜゴム系パーツか・・・

すごくザックリ言ってしまうと「152aはシリコンゴムへの攻撃性」があります。

*一覧になったPDFをネットで見かけDLしましたが行方不明です(汗)

 

なので、ホップパッキンやOリング、ガスルートパッキンの素材等がシリコンゴムである場合は悪影響が考えられます。

 

例えば、シリコン系のホップパッキンを使っている場合は152aの使用を控えた方が良いと思います。

 

その点、現在私が使っているガスブロの内部パーツにシリコン系のパッキン等が使われているということは無いですので、そーいった部分への心配はありません。

 

分かっているもので言うとオリジナルのハイキャパやハイキャパRなどでは、152aが「使用上問題があるほど通常のゴム系パーツへ悪さすること」はほぼ無いと考えています。

 

ではなぜ、152aを否定する意見が少なくないのか・・・

 

152aでパッキン(マルイオリジナル)がダメになったというレビューは未だによく目にしますが、本当にガスが原因?って思います。

 

そーいうものの多くは、ダメになった原因を過去に見た情報からそれに限定し、そう思い込んでしまっていたり、その人のエアガンの扱い方に問題があったり・・・するのかもしれません。*あくまでも私の想像です

 

また「冷え」に対する考え方も同じです。

 

ひとつは、冷えに弱いから弾速低下が顕著だというもの。

 

これは以前軽い検証をしていますが、結構「気温が関係」していて、寒くなければ134aと152aにそれほど違い(体感上)は見られないように思いました。

 

要するに気にしすぎ。

 

冬場なんかはそりゃぁどっちもダメでしょうから、温めるなりすれば使用可能です。

*温めた時は152aの方が・・・

 

それと、つい最近この手の会話で「152aは冷えやすいので、その低温でガスルートパッキンがダメになる」的なのを耳にしました。

 

これ、相手がゴムなのである意味合っています。

 

でも、ガスルートパッキンってそう易々とはやられません。

 

この発言をされた方は、ご自分で経験(もしくは確認)したことなのか、疑問です。

 

もしも「低温ガスが一瞬通過(を繰り返す)する事によってガスルートパッキンがダメになる」のであれば、たまに見かける放出バルブを押してガス抜きする行為は絶対厳禁で、そんなつもりも無くうっかりやってしまった場合は相当ゲンナリしてしまいそーです(苦笑)。*消耗パーツですからそのうち交換は必要です

 

傾けて撃っても、連射しても、寒い時期のホルスタードローも、どれも生ガスを吹く可能性はありますから、ダメな行為ですね(笑)。

 

個人的には、その辺のゴムパーツは低温にさらされることよりも摩擦に関わる問題や経年劣化、溶剤の影響で不具合が起こる可能性の方が大きいと思います。

 

ちなみに私のは、この6~7年の間に最初の頃に購入したマガジンの放出バルブのOリングを2本交換していますが、ただのゴムパーツの経年劣化(硬化)だったと解釈しています。
 

現在ガスルートパッキンは、こんな感じ(正常)です

 

ガスルートパッキンも過去に2本すり減ったため交換しましたが、こちらも硬化したり溶剤(ガス)による変形などはありませんでした。

 

ということで、撃った時のリコイルやパワー感(爆発感)は134aの方が圧倒的に気持ちイイですが、私のよーに「リコイルなんか無い方が扱いやすい」なんて考える場合は、152aの方に分があります。

 

あ、でも、ノーマルのUSPを134aでバシバシ撃つのは好きですよ(笑)。

 

それはそれこれはこれ、適材適所ってことで。

 

で、折角なのでひとつ実験しました。

 

今室温は約20℃、ウチの4.3R(使用BB弾は0.12G)で計測してみたところ、手で軽く温めた状態で初弾、2発目が約41m/s、約1秒間隔で的(距離5m)に27発撃って、すぐに最後の2発を計測すると約38m/sとなりました。

*4.3Rにはガス消費量を抑える改造を施し、マガジンに入れるガス量を少なくしてして気化室を大きく取っています

 

数字で見ると3m/sほど低下していますが、撃った感じや弾道を見ても体感できるものでは無いですし、ましてやサバゲーの最中に気になる差とは思えません。

 

30発撃って、たかだか数m/s初速が低下したくらいの些細な変化です。

 

初速低下で弾道に影響が出るという見方もあるでしょうが、サバゲー中、ハンドガンで何m先を狙いますか?

 

もっと現実的に行きましょう(笑)。

 

 

最後にTARGET-1さんの動画のスクショを。

 

 

18禁であれば、Gen4グロック17と152aの相性が素晴らしくないですか。

今やハイバレットガスも価格が倍近いですが、それでもまだ1発当たりの単価は安いです。

 

古い設計のハイキャパでも相性は悪くないので、他のモデルでもそれに近い数値になる可能性が期待できます。

 

この投稿の検証ではHFC152aを使用 マガジン1回充填で260発撃てました

 

どちらがイイという事ではなく、特性を理解した上で使い分けたり選択すれば良いわけで、何かを比較するときに片方を否定するよーなニュアンスで間違った情報を広めてほしく無いなぁというお話だったんですが、ちょっと長くなりました(汗)。

 

あ、今後はノンフロン系も視野に入れなければいけないですね。

 

 

 

では、また。

 

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