大人の発達障害の診断って、費用がかかるの? | 大人の発達障害の診断~自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群について~

大人の発達障害の診断~自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群について~

大人になってから発達障害と診断されて、気持ちが楽になった人が多いって、本当?
病院選びから、診察や検査の方法、診断を受けるメリットなど、当事者の本音も交えてまとめました。
これから診断を受ける人にも、すでに受けた人にも、力になれると嬉しいです。

「大人になってから、発達障害の診断をするのって、お金かかるの?」

私も病院に行く前は気になっていました。
なので、費用が心配になる気持ちは、よく分かります。
けれど、具体的にどれくらいかかるかは、残念ながらお答えできませんm(_ _ )m


というのも、診断には「問診」「知能検査」「脳波検査」といろいろ内容があって、どれを組み合わせるかによって、大分金額に開きがあるみたいなんですね。
お医者さまの経験や、障害のタイプになどによって、通院回数も変わってくるし、通院回数が増えれば、それだけ費用もかかってきます。


以前、発達障害者支援センターの方に、費用のめやすを聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。

「ただ単に検査をするだけなら、保険の対象外だから、何万円単位で見ておいた方がいいけど、
 治療目的ならば、保険の対象になるから、高額にはならないと思いますよ」


そんな訳で、どうしても費用が気になる方は、保険の適用になるか、病院に確認してみるといいかもしれませんね。

ちなみに私は、全て保険の適用になったので、トータルして1万円はかからなかったです。

(①初診の問診→②知能検査→③検査結果の説明、合計3回通院した費用です。
以前、鬱病でかかっていた地元の病院の紹介状と、発達障害者支援センターで作ってもらった資料を提出していたので、問診に時間がかからなかったというのもあります)




それから、発達障害と診断されて、今後も通院するようなことがあったら、自立支援医療制度を申し込んだ方がいいかもしれません。
この制度を利用することによって、保険の負担割合が通常は3割のところ、1割に軽減されます。

詳しくは、厚生労働省のサイトか、各自治体の窓口で、確認してみてくださいね。

>>>厚生労働省(自立支援医療)