今日の北九州は4月中旬の暖かさでした。
陽気に誘われ、福岡県田川郡赤村の「源じいの森温泉」に行ってきました。
ちなみに赤村は福岡県に2つしかない「村」の一つだそうです。


九州で一番古いトンネル「石坂トンネル」
1895年から石炭を運ぶために使われたそうなので、二葉亭四迷さんも
活躍中の時代です。
むりやり公演と絡めてみました。



顔つきは鋭いのに、人懐っこい猫。
左前脚はありませんでしたが、しなやかな身のこなしでした。
いろいろあったのだろうなあ。


近所を散策したあと温泉へ。

露天風呂で好きところは、泉質でも効能でもなく
合法的に外で裸になれるところですね。

原始的な欲求が少し満たされます。
ふつうこの欲求満たそうとすると法に触れてしまいますから。

「やみらみっちゃ」は2月2日が楽日です。




1月も半ばですが明けましておめでとうございます。
元日は三か所お参りにいきました。

結果は中吉、大吉、吉。
三連勝といっていいのではないでしょうか。

そしてついに御朱印帳にも手を出しました。
前からの狙い通り、宗像大社で御朱印ライフスタートです。
日付が「正月一日」になっているところにご注目ください。




朱印帳代とは別に朱印代がいるのかいらないのかで、
僕と巫女さんの間で300円がいったりきたりしましたが
結果いらないとのことでした。

「やみらみっちゃ」の公演成功もお祈りしておきました。



参道で突っ立っていた彼女たち。
左からララ姫、リリ姫、キキ姫。
三人あわせてキラリ姫。
宗像市のゆるキャラです。


えーと、そうですね。
お正月は特になにもなかったんですね。

今年も宜しくお願いします。
$オトナの対応~北九州編~

シティボーイズのチケットを買いました。
正直、療養中はお芝居を意識的に避けていたのです。
理由はまあ、療養すればわかります。

まともな精神状態で見ることができるか不安はあったのですが、
主宰の原点であることや観に行った友達の評判がいいこと、
体調もいいこと、あとは春の陽気とか、最近アナウンサーが
ニュースでよく噛むことが気になったりとか色々あって
「時が来た」感じがしたのです。

また禁を破る作品としてこれ以上の作品、滅多にないだろうと。
北九州でやってくださるし。


劇場の座席に座る事を想像するだけで吐きそうですが、
その分ものすごく新鮮な体験になりそうです。

来月です。
楽しみにしています。
いわゆる「待ち」状態のとき、何していいかわからず
AV女優さんのブログを見てみました。
女子力が高まった気がします。
そんなもの高めてもしょうがないのですが。

いかにも女の子らしいお弁当や服の話、
そして可愛らしい文章の最後の
「今日はごっくんモノの撮影でした」
で一気に現実に引き戻されるあの感じ。
結構たのしい。

AV女優界もサンリオグッズが人気ですね。
とくにあいつ、マイメロディ。
AV女優さんのブログで見るマイメロディは
やっぱどことなくいやらしく見えるから不思議なもんです。

「タイタス・アンドロニカス」ってタイトルのAVが
あったら絶対見ると思った。


待ち状態って何すりゃいいんすかね・・・
「タイタス・アンドロニカス」
シェイクスピアの中で最も異色、
かつ最も口で発音してみたくなる作品。
そう「タイタス・アンドロニカス」


初演が何年も前なので細かいところは忘れたのですが、
ストーリー云々よりも登場人物の激しい感情そのものが
記憶に残るような、そんな作品でした。
とにかくよく怒り、よく泣く。


最初に読んだときは、凌辱して殺して殺しまくる内容に
「どげんしたとや、シェイクスピア・・・」と不思議に思いましたが、
ある本に「2つの身体」という話が出ていました。


昔、王や権力者には一般的な肉体という意味での「自然的身体」と
不死、不滅の「政治的身体」があると考えられていたそうです。
「政治的身体」に関する罰、つまり王に反逆したり、
名誉を傷つけた罰は肉体の破壊だけでは足りず、
霊的なものまで破壊しなければならならない。
だから昔の拷問や処刑法はエゲツナイものが多かったと。


これがそのままシェイクスピアにあてはまるかはわかりませんが、
あれをああして殺したり、これをこうして食べさせちゃったり
眉をひそめるような行為が多いのも、登場人物にとっては
魂までも破壊しつくための当然のことだったのかもしれません。
今から見れば立派な狂気ですが。


ここまで言うと気落ちするような
陰湿な作品に聞こえますが大丈夫です。
最近の残酷表現の多い映画や漫画が、みなどこか内向きなのに対して、
「タイタス」はスカッとするくらい外向きなんです。

普段怒りたくても怒れない人、泣きたくても泣けない人が見れば
それなりに浄化作用があると思います。
現代人からみれば、異色というよりも癒しの作品なのかもしれません。

しかも今回は「1時間くらいでわかる」なので凝縮され、
かつスタジオでの公演なので人物の感情が直に感じられる
純度の高い作品になるのではないでしょうか。
まったくの憶測ですけどね!

というわけでLABO×EXPO3「1時間くらいでわかるタイタス・アンドロニカス」
3月28日(木)が初日です。
詳しくはこちら
熱帯OffficialWeb



レジで割り込みする人への復讐法を考えつつ、公演の成功を祈っているのです。
北九州で。