不得意なオトナのための英語キソ17 外国語を学ぶ目的は 理解ではなく 主張するためです | 母親ひとり親の医療の学校の受験・修学手助けします

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わたしが英語のトレーニングをする理由は医療の学校の入学試験に合格させるためです。

でも、これは外国語学習としては邪道です。

本来、入学試験は受験生が入学後に必要な能力があるかどうかを推し量るためのものです。

 

実際には推し量ることができるかどうかは不明ですが

少なくとも、日本の学校での学習の目的が処理能力を高めるためであるかぎりは

試験が解けるかどうかで入学後の学習についてこれるかどうかの判断の材料につかわれています。

突き詰めれば入学試験で英語はその手段の一つとして使われているだけです。

 

でも、その言葉の研究者になるのではない限り

言葉を学ぶのは実用のためです。

(実用とは普段の生活で使えることだけを意味しているわけではありません。

技術者・専門家であれば生活で使わなくても原文を読むのは当たり前のことです)

 

日本では言葉を学ぶとは「相互理解」のためであるとういう人が多いのですが

(文部科学省の学習指導要領の建前ではそうです

特に小学校英語ではそうなっています)

実際にその文化で生活している人と一緒に生活しない限り

いくら言葉を使っても理解などありません。

その理解も相互理解になるとは限りません。

 

その人がその国を代表しているわけでもありませんし

だいたい、一つの言語で収まっている国を探す方が難しいのです。

 

じゃあ

わざわざ普通の人が言葉を学ぶにあたって

本当に使う必要があるのはどんな想定のときでしょうか?

それは自分を主張するときです。

自分主張のためなら当然、相手に細かいことまで言えるほうが有利です。

細かいことまで話せなくとも相手が使っている言葉で主張できる方が有利です。

 

主張するときに最も有効な方法はまくし立てることです。

一歩的にまくし立てる時でも

知らない言葉よりも知っている言葉のほうが効果があります。

(じゃないと何を主張しているのか分かりません)

 

観光客ともてなす側のような関係であれば笑顔も振りまきますが

実際、生活の場で利害関係があるときには「相互理解」なんて生やさしいものではありません。

 

以前、ハロウィンの日に銃撃された子は

「freeze」の警告が分からなかったから撃たれたといわれていますが

子どもが仮装して家にきたのですから

普通に考えれば撃った側はわざと撃ったことなどまる分かりです。

 

でも

話に聞く限りでは

その子はいらつく相手の前でニコニコしていていたそうです。

(彼らの中には黄色人種がニコニコするのを毛嫌いする人もいると聞きます。

理解しないといけないのはそんな人もいるということです。

もともと好き嫌いには理由などないのです)

 

自分が相互理解を望んだ所で

答えてくれるかどうかは相手次第です。

世界には善意の人はたくさんいると思います。

でも、そのときの相手が自分に好意をもってくれるかは相手次第です。

 

日本では外国留学はよいことだと常識になっていますが

「毎日が暴力」高2女子が見た留学先の壮絶実態 授業中にマリファナ、家では「使用人扱い」…

という記事があります。

 

当然、相手側にも「相互理解」を求めたい人はいます。

そんな人の話では

日本人と話をしていたら

通り一遍の話が終わると話の内容が次々と変わってしまい。

自分が話したいように話が全然深まらないという不満を聞いたことがあります。

(日本での会話練習がそんな形なのです)

 

しかも

聞きたいのは日本のことなのに

日本のことを聞こうとすると日本(自分の国)のことを知らない。

 

日本で外国語を学ぶ人の傾向として

「相互理解」とは相手国への憧れだけで「相互理解」になっていないんです。

(最近、憧れでの留学が減っているそうですがいい傾向です)

 

思い込みで勝手に相手に好意をもつのではなく

もっと、冷静にみていくことが必要です。