読んで納得!英語ヒアリング上達の秘訣! -3ページ目

読んで納得!英語ヒアリング上達の秘訣!

英語のヒアリング力を上達させるために必要な英語ニュアンスやヒアリング上達に役立つオンラインサイトなどを紹介していきます。ヒアリングが難しい、勉強の仕方がわからない、TOEICのヒアリングをどうにかしたい、という方を応援します!~90日英語ヒアリング克服ブログ~

『mayとmight』

学校ではmightはmayの過去形だよ、

と教えられますが、

日常会話で使うニュアンスは
実は違います。

今回は、その話です。

まずは、試しにmayとmightを使って、
以下の日本語を英文にしてみてください。

=====
力試し
======

「今年のお正月はグアムに行くかもしれません。」


============
英文サンプル
============

これを英文にすると

● I may go to Guam at New Year's.

● I might go to Guam at New Year's.

と大体、こんな形になると思います。

※正月というのは、

・New Year's Holidays

・The New Year

・January、または
 mid-Jan、mid-Januaryと具体的な表現を入れてもOKです。

========
英文解説
========

英語のルール上では
mayの過去形はmightですが、

日常会話ではこの英単語が過去の意味で
使われることは

『時制』を一致させる場合以外には
実はあまりないんですね。

例えば、こんなときくらい。

He said he might come tomorrow.
「彼は明日来るかもしれないと言った。」

これは覚える必要はないですが、

受験生のために少しだけ
詳しく話しておくと

mayを過去の意味でもないのに
形式上の過去形mightに変えて表現する用法があって、

これは『非現実性』をニュアンスに含むそんな表現です。

簡単に言えば、

「~するかもしれない」という可能性は

mayよりもmightを使った方が
低くなるということです。

なので、

・I may go to Guam at New Year's.の文は

「正月はグアムに行くかもしれないし、行かないかもしれない。」

という五分五分の可能性を表しているのに対して

・I might go to Guam at New Year's.の文は、

mayよりも実現の可能性が
低くなるということですね。

(可能性は50%から30%くらい、ですね。)

※ mayやmightにアクセントを置くことで、
より「可能性の低さ」を強調することもできますが、
この話はまた今度。

mayとmight。

個人的には、I might be~

のような具合で使うことの方が多いですが、
便利な英語表現なので、是非覚えておいて下さい。

あなたの英語力、リスニング力の上達に
役立てば幸いです。

------------------------
◆今、日本で最も読まれている英語講座:
http://goo.gl/CvWPc
------------------------