【5/3 2日目⑤】
ウタツギョリュウの帰り道。本当の行先を探しあてた。それは魚竜館。ツーリングマップルには載ってるものの、車で走っていても見当たるものがなく岬に着いてしまったのだ。そして、帰り道、注意深く眺めながら帰ってくると、左側にそれらしき建物があったので、来てみた。
なんだよ、あるじゃんか~と階段を登るとどうやらやってない様子。GWなのに…と思ったら、被災してからやってないらしい。確かに、ここは海辺。
この記事を書くために、調べてみたら、この魚竜館に近接したところに、水産振興センターの2階に総合展示室があったとのこと。地震により化石も瓦礫に埋もれ、また、地盤沈下により化石は海中に没したとのこと。収蔵品の大部分が東北大学文化財レスキューチームの協力により救出されて、破損部分は修復され、その一部が2013年3月より歌津コミュニティ図書館に展示されているとのこと(Wikipediaを引用)
その後、街道沿いのハマーレ歌津へ。海の見える商店街として、4月23日にオープンしたばかりとのこと。この時は、GWってことで伊里前福幸青空テント市もやってました。
よし、それなら昼飯もここで食べよう!
ってことで、店舗を覗いたんだけど、どこもかしこも混んでいたのでお店で購入。ホタテご飯に鶏のから揚げに…気仙沼パン工房のクリームサンド。最近、ご当地もののパンを見つけるとついつい買っちゃうんだよね。
その後、見ていたらポストを発見。これはセブンイレブン宮城歌津店にあったポストなんだけど、震災の津波で持っていかれて、なんと、西表島で発見されたんだそうだ。よくぞ無事に日本へ戻って来たな。
GPSがついてるわけじゃないから、実際にどういうルートで西表島に着いたかわからないんだけど、海流から考えるとハワイをぐるっと回ってきたか、アメリカ西海岸の方までぐるっと回ってきたかなんだそうだ。
2011年3月11日に流失し、2012年12月28日に西表島で見つかったんだそうだ。1年9月の間、太平洋をぐるっと回って来たんだね。
お隣にある少し高台の上の歌津駅。階段下にはBRT(バス高速輸送システム)の駅というか停留所があった。この高台にある駅自体も津波で被災したようだ。
ホームの先の方を見ると、足場が傾いていたり、電線なのか鉄筋なのかが落ちている。
調べてみたら、被災前はちょうどBRTの駅になっているあたりに駅舎が建っていたそうだ。
改めて、地震の大きさ、津波の破壊力を目の当たりにした感じ。ここも海から見ればそれなりの高さなんだけど。そこをも襲ってくるのか津波は…