週末不定期登場の鉄道記事です。

 

天竜浜名湖鉄道」2周目です。

旧国鉄時代は、二股線、東海道本線、東海道新幹線のう回路としての役割がありましたが、分割民営化時にポイされて、三セクに移管されたのでした。

メメちゃんは、1周目で既に全線走破していますが、その時に、達成できなかった課題が二つあるので、こちらをリカバリーするようにしました。スタートは掛川駅から

今回も、1日フリーきっぷで乗車しました。実際に乗車する運賃より少し高いですが、メメちゃんの記念と地方鉄道支援のためです。

起終点駅の証拠となる車止め

既に乗車予定の列車が到着していました。旧国鉄カラーの車両です。

掛川11:57発各駅停車(天竜二俣12:45)

車内にもいろいろと楽しい掲示があります。

原谷駅で行合列車が来ました。(⇒映画動画はコチラ)

「エヴァンゲリオン」ラッピング車両でした。

「遠江」は、「とおとうみ」なんですね。関西人のメメちゃんは、子供の頃から「近江」は「おうみ」と理解していますが・・・・

鉄印窓口、本社、車庫、工場のある天竜二股駅に到着、乗車して来た列車は、当駅止まり

向かい側には、ここから先へ接続する当駅始発の新所原行が停車しています。

前回のやり残し課題の二つですが、一つは、有料の「転車台見学ツアー」、前回は、この駅に到着とほぼ同時にツアーが始まっていて、要領がわからず参加できませんでした。
もう一つは、この駅舎で営業されているラーメン屋さんでの食事、こちらも、前回は待ちが多く、1時間の滞在時間では、諦めざるを得ませんでした。

今回は、この課題達成のため、緻密に動きます。撮影もそこそこに駅舎へ

まずは、駅舎のラーメン屋さんの順番待ちに名前を書くことです。既に、数組待ちでしたが、この列車で到着した中では、1番乗りです。ツアーまでの約1時間で食べる作戦です。

次に、転車台見学ツアーの申込と

鉄印購入、これで一旦、用事は終了、ホームに戻って撮影します。

ちょうど、新所原行、ハチラッピング「ぶんぶん号」が出発するところでした。(⇒映画動画はコチラ)

約9か月ぶりということで、周りの展示車両は変わっていませんが、再会しましょう。

この2両は、前回もありましたが、

このそばに密かに国鉄コンテナが・・・この前は全く気づきませんでした。

この辺を見て、駅舎に戻ると、ちょうど「ホームラン軒」に入れるタイミングでした。食事については、グルメブログとして後日掲載します。

駅舎、ホーム、建物などが「登録有形文化財」となっている駅を撮影します。

遠くに見えているのは、後ほど見学に行く転車台のある車庫です。

こんな余興もあります。使用されていないホームと線路を活用した、ミニトロッコ、自転車のようにペダルを踏むと進む仕組みです。

まだ時間があるので、駅から道路を渡った向こう側の「機関車公園」にもリピ

相変わらず、痛い保存状態

この前は、わからなかったけれど、運転台に入れるようになっていました。

炭水車も、空っぽだと閑散としているだけですね。

列車の来る時刻なので、ホームに戻ります。

当駅始発の新所原行が入線して来ました。(⇒映画動画はコチラ)

ラッピングなしのオリジナルカラーです。

反対方向から来た掛川行は、「SUZUKI」ラッピング

続いて入線して来たのは、当駅止まりの列車(⇒映画動画はコチラ)

掛川から折り返してきた「エヴァンゲリオン」ラッピング車両でした。

ツアーの集合時刻になり、集合場所の駅舎へ、参加者は、10人超ほど、超ベテラン風のガイドさんによる案内付の徒歩ツアー、40分ほどらしいです。

ホームに停車している列車の前を横切り、従業員専用通路で移動します。

「エヴァンゲリオン」車両は、回送入庫(⇒映画動画はコチラ)しますが、線路の構造上、何度かスイッチバックします。

その様子を横に見ながら、車庫の方へ進みます。

普段は入ることのできない、車庫エリアへ・・・

すぐに目につくのが貯水塔、SL時代に活躍したもので、現在は使用されていません。

「エヴァンゲリオン」車両は、入庫するとすぐに、点検されるようです。

浴室は、現在は使用されておらず

ヘッドマークなどの収納庫?になっています。

更に進むと、

このツアーのメイン「転車台」と「扇形車庫」がありました。

早速、転車台を回すサービスです(⇒映画動画はコチラコチラ)。きっちりと、360度回転するのは、実用性のないデモです。

なお、このデモに使用された車両は、「音街ウナ」ラッピング、楽器メーカーが多いことと名産品ウナギに因んだご当地キャラと聞き、ふ~んとうなずきました。

転車台の上には架線があり、電動で回転するのですが

以前は、このフックに棒を引っかけて手動で回していた時期もあったそうです。

整備スペースと洗車スペースには、車両はありませんでした。

「鉄道歴史館」も見学できました。

資料館と言えばそうなのですが、

割と雑然と置かれていて、倉庫感もあります。

ジオラマもありました。

手造りと思われるペーパークラフト、「さわってもいいですよ」というのは好感が持てました。

この建物も文化財でした。

天竜二俣駅の仮名「第3村」表示もありました。


「エヴァンゲリオン」車両にバイバイ👋👋して、ツアー終了です。

ハズレに留置されている2両は、廃車車両でした。ガイドさんは、「役目を終えた車両」と表現されており、1両は嫁入り先があったものの、破談になってしまったそうです。譲渡先を募集中なのだそうです。

 

帰りの列車は、当駅始発の新所原行ですが、ここまで連れてきてくれた国鉄カラーの車両でした。


当駅止まりの入線(⇒映画動画はコチラ)、接続旅客を受けて発車しました。

天竜二俣14:42発各駅停車(新所原16:02)

みかんで有名な三ヶ日駅、

離合待ちの時間で撮影、対向列車の入線も撮りました。(⇒映画動画はコチラ)

新所原から折り返してきたオリジナルカラー

奥浜名湖駅、ぶんぶん縁の駅?

終点の新所原駅に到着しました。各駅舎も、賃貸活用されていて、この駅はうなぎ屋さんでした。とてもいい匂いがして、食べても良いかなと思っていましたが、残念ながら、弁当販売のみのため断念しました。

乗換のため、東海道線ホームに移動

東海道線ホームからも見えました。

ハズれの方に、湘南カラーもいました。車庫じゃないところに留置されている理由は不明です。

乗車して来た列車と、天竜浜名湖鉄道の駅舎ともお別れです。

【HP】天竜浜名湖鉄道