鉄印第37弾「錦川鉄道」、今回は、趣向を変えて、貸切列車を利用しました。
岩国から錦町までの往復とお弁当が付いてこの値段です。
7月から予約していたのですが、少し、「憂き目」です。
本来は、キハ40で運行されるのですが、車両故障のため、本日は一般車両で運行されるのです。
山陽本線でやって来た岩国駅
岩国の錦帯橋、350年になるようです。
鉄道の方は、例によって0番乗り場
岩国12:28発清流みはらし列車(錦町14:00着)
事前予約制ですが、なかなか盛況のようです。
代車のお詫びか2両編成で、メメちゃんは先頭の青い「せせらぎ号」、後ろの緑は「こもれび号」です。
お弁当を置けるように、大きなテーブルになっています。
お弁当とお茶付です。このお弁当は、もちろん景色を見ながらゆっくりと食べるのですが、特別に先にご紹介しましょう。
地元の仕出し屋さんのお弁当のようですが、充実の内容です。テーブルと弁当の幅が同じなので、フタが邪魔になり四苦八苦、フタを下にすると大きく浮き上がって食べ難そう。
💡閃いたのは、縦置き、これで行きます。
お品書きがないので食べながらメモ、唐揚げ、ポテト、エビチリ、ロールキャベツ、ローストビーフ、ブロッコリー、
トマト、ゆで卵、ポテトサラダ、サーモンマリネ、玉子焼き、ニシン?、コリコリした貝・バイ貝?、しそご飯、レンコン天ぷら、松茸ご飯
デザも、お餅と、オレンジ、キウイ、さくらんぼ、なかなか素晴らしいお弁当でした。
さて本題の鉄道です。
一駅目の西岩国駅、旧国鉄岩日線という古い路線なので、駅舎もホームや駅舎も年代物です。
車窓を眺めながら二駅目の川西駅ですが、ここまではJR区間でした。
ここが錦川清流線の起点駅となります。
清流新岩国駅、新幹線の新岩国駅と接続、気になる待合室があります。
錦川沿いを走行します。
北河内駅で小休止、行合い待ちとキハ40はトイレがないので、トイレ休憩を兼ねています。本日の列車は2両ともトイレ付なので、問題ありません。
旧岩日線開業50周年(2010年)の記念碑などがあります。
行合い列車の岩国行は、黄色の「きらめき号」でした。「きらめき号」に続いて、メメちゃんの列車も出発します。
弁当を食べ終えると、大きなテーブルは邪魔になりますが、この小さなテーブルに大きなテーブルが付けてあり、用済みになるとハズしてくれました。なかなかの優れものでした。
基本はお席から川を見ています。
ここでは、山側の「清流の滝」が見どころ、徐行運転してくれますが、最近、雨がなく枯れていました。
この列車のメイン、清流みはらし駅、これこそ秘境中の秘境、この駅はホームしかありません。景色をみるためだけの駅で、定期列車は停車せず、この列車に乗らないと来る事ができないのです。
通常は1両編成が来るので、2両目はホームからはみ出ています。
ここでは、景色を撮るのと列車を撮るのとで忙しいですが、人の逆作戦が良いですね。
ほとんどの人が下車している間に車内撮影
出発前、他の人が列車に乗車した後の列車とホーム、邪魔者なく撮影できました。メメちゃんも乗車し出発します。(⇒動画はコチラ)
哀しい景色です。橋脚だけが残っているのは、大雨で橋が流された跡だそうです。錦帯橋同様、橋が流され難いように、欄干を付けない橋でしたが、それでも、流されてしまったとのことです。
川沿いの景色を見ながら終点、錦町に到着しました。
車止めにより終端を確認しました。
窓口で鉄印の用事を済ませ、鉄道資料館も視察
車庫も併設されており
本日乗車することができなかったキハ40も留置されていました。
今回唯一の僅かな走行動画(⇒動画はコチラ)、往路の列車の1両を切離します。
帰りは定期列車、残りの1両が岩国行として運行されます。
錦町14:24発各駅停車(岩国15:33着)
メメちゃんは、往復とも同じ車両になります。往路は、復路の撮り漏れ等をリカバリー
中国電力錦川第二発電所、水力発電です。
往路で看板を撮り損ねた「清流の滝」
復路の北河内駅でも、「きらめき号」と行合いました。
終点岩国着
ここでも車止めで終端を確認しました。
この鉄道も全駅制覇です。
【HP】錦川鉄道