今月の3連休とおトクな切符を活用して、3月に全線開業した「三陸鉄道 」を踏破してきました。

 

三陸鉄道 は、盛から釜石までの南リアス線と宮古から久慈までの北リアス線に分かれていて、その間の釜石から宮古までは、JR山田線でした。今般、8年ぶりの運行再開に際し、釜石から宮古までのJR山田線が三陸鉄道に移管され、盛から久慈までの163km全線が、三陸鉄道リアス線として開業しました。

使用したおトクな切符

JR東日本に乗り放題の他、お目当ての三陸鉄道にも乗れる切符(土.日.月祝の三日間のみ利用できます)です。 

    

<9月13日>

金曜日の仕事後の前泊は、東京にしました。

●のぞみ410号 新大阪19:10→東京21:43

時間的には、仙台まで辿りつけるのですが、東京から先は、この切符を使って移動する方がおトクだからです。

 

<9月14日>
本日の壮大な計画の路線図です。

乗車時間もカウントしてみます。
東京から一ノ関までは、新幹線です。

やまびこ41号 東京6:04→一ノ関8:36(2時間32分)
一ノ関からは、大船渡線に乗車します。
●大船渡線 一ノ関9:09→気仙沼10:34(1時間25分、累計3時間57分)

大船渡線の線路は、気仙沼までで、

ここから先は、BRTです。
●大船渡線BRT 気仙沼10:34→盛12:02(1時間28分、累計5時間25分)
バスならではの柔軟な路線や駅(停留所)が設定できるので、もともとの大船渡線にはなかった「奇跡の一本松」前のルートと停留所もあり、車窓から眺めることもできました。
バスなのに、ホームでの乗降や、線路跡の走行は、なかなか稀有な体験です。

線路跡の専用道路だけでなく、一般道路走行区間もあるため、多少遅れて到着しました。
 
昼食取材を挟んでここからがメインです。 
●三陸鉄道 盛13:10→釜石14:01(51分、累計6時間16分)
JRと三陸鉄道の駅は隣接しており、改札を出ずに乗り換えることもできます。

こんな列車です。

写真撮影のため、3分ほど停車する駅もありました。
メメちゃんは、車両も撮影しました。
JR釜石線との乗り換え駅でもあるためJRの駅名表示もありました。
●三陸鉄道 釜石14:25→宮古15:49(1時間24分、累計7時間40分)

ここからは、宮古行に乗り換えます。
途中には、こんな駅も・・・・本州最東端なのだそうですよ
宮古駅に着きました。
宮古には、三陸鉄道(さんてつ)の本社があります。
ここも盛駅と同じようにJRと三陸鉄道の駅が隣接していたのですが、3月から三陸鉄道だけの駅になったため駅舎や改札口も集約されたようです。
しっかりと商売もされています。
メメちゃんも募金のつもりでおミヤを買いました。
●三陸鉄道 宮古16:34→久慈18:11(1時間37分、累計9時間17分)
珍しいカラーの車両も停車していましたが
メメちゃんがここから乗るのはこの車両でした。
吊り手のカタチや材質が一つ一つ異なっています。これは、クリの木です。
ラッピング車両との離合
海岸沿いの風景

駅や車両撮影なども楽しみながら
久慈駅に到着すると、もう日も暮れていました。これで、三陸鉄道前線走破が完了しました。
【HP】三陸鉄道

 

今日のお宿まで、まだまだ列車旅は続きます。
 
●八戸線 久慈18:18→八戸20:05(1時間47分、累計11時間04分)
ここからは、JR八戸線に乗車します。 
 
八戸から盛岡までは、新幹線です。
 
在来線から新幹線の乗継7分はタイトですが、乗り遅れると次は1時間後なので頑張りました。(もちろん、指定券を事前購入しておくなどの最大限の準備はしていましたよ。)
東北新幹線が新青森に延伸するまでは、ここが終点だったので、在来線特急への乗換によく利用していた懐かしい駅のため、多少の土地勘も残っていました。
 
●はやぶさ42号 八戸20:12→盛岡20:45(33分、累計11時間37分)

​​​上手く乗車することができました。
今日は、盛岡宿泊なので、これで列車旅は終わり、8つの列車(BRTを含む)を乗り継ぎ、11時間37分も乗車しました。
ちなみに本日の乗車区間(東京→一ノ関→気仙沼→盛→久慈→八戸→盛岡)の普通運賃は、15,780円なので、14,050円の三連休パスは、これだけでもうおトクをしたことになるのです。