がんばれ、私


平凡な日々

何にもふだんと変わらないのに

ちょっとだけがんばらないといけないときがある

  

何でもないことが

どうしようもなく

悲しくて

どうしようもなく涙が出て

つらくて

小さくつぶやいてみる

 

がんばれ、私


難あることを生きる力に変えるための十カ条


>一条…薬のこだわり「主治医と仲良くし、薬は自分の体とも相談しよう」

「器の小さい医者は処方せん通りにと言い、器が大きくなれば患者の自主性を求める」

お医者さんにとってパーキンの薬はやっかいだろうな。
だけど、なぜか、パーキンソン病は神経難病の中では薬が
あるからいいのだと言われる。
ジスケネジアという症状がある。
れはLドーパの副作用と一般的にいわれている。
病歴が長くなると
病気本来の症状なのか、薬からの副作用なのか、分からなくなる人生八〇年として、六十歳で発病なら二十年薬を飲めば一生を終えられる。
四十歳なら四十年、二十歳なら六十年となる。薬を飲むの
はお医者さんではない。薬をどう意識するかは患者。患者は薬をもっと知ったほうがいい。

二条…今日一日を大事に生きよう!

明日は明日の風が吹く

 なぜか、今日のことより将来のことばかりを心配する人が多い。
私もその中の一人だった。でも三十年、この病気と共に暮らしてしまった。そして今日一日を大事に暮らすことの大切さを知った。一日を一生とし、生きることに意味がある。
明日のことは、誰にも分からないのだから、明日のことは明日考えたらいい。


三条…治らない病気であっても、個々の症状をよくすることを考える

 病気そのものが治らないものであってそれを治そうとすることは出来ないかもしれないが症状のひとつひとつをよくしたいと思うことは、そんなに大変ではないかもしれない。


四条…できないことを嘆くのではなく、楽しくできることを増やそう
不思議なことに、やってみたいなと思うことなら、少々難しく

てもできるのに、やりたくないけどやらなければいけないと思

うと、相当な気力がないと簡単なことでもできない。だったら、

楽しくやれることをやったらいい


五条…リハビリは病院や器具を使ってやることだけではない

 リハビリテーションといえば、機能回復を目的とした病院でのリハビリを考えがちだが、パーキンソン病の場合、機能維持のためのリハビリを早期から考えるべきだろう。そのことは日常生活の中でできる。むしろ手足の症状が目立つので、本職のリハビリの指導をする方々も筋肉を鍛えることをメーンにすることが多いのだが、経験からいえば、緊張しているところをほぐすことをやってもらう方が、効果があるように思う。


六条…死ぬまで自分のことを自分でできる体でいたいと思うことが大事

思いには力がある。思いがあれば創意工夫はそう難しいことではない。社会資源などの助成などの活用で住環境を整えることも必要である。また、転倒などによる骨折には十分気を付ける。


七条…自分自身にも感謝のできる心境を持とう

 病があることは、不自由であっても不幸ではない。「つらい」「しんどい」と思っていても、私を生かすために心臓は休むことなく動いていてくれる

八条…パーキンソン病以外の体調管理を忘れない

 このことはY病院のK先生の講演で聞いた「薬をピッチャーとするならそれを受けるキャッチャーはあなた方の体全体だ。いくらピッチャーがいいを投げてもそれを受けるキッチャーが下手くそだったらいいチームとはいえないように体調を良くしないと薬は十分な働きをすることができません」


九条…家族と共に過ごす時間こそ、体調がいいように

もう、随分前のことだけど、夫が分かってくれないと主治医に訴えた。わたしには意外な答えだった。「あなたが病気をどう受け入れたらいいのか分からないように、ご主人もパーキンソン病になったあなたを、どう受け入れたらいいのか分からないのですよ」それから私のパーキンに夫を巻き込むことをしないでおこうと思っている。



十条…決してあきらめない

   ちょっとだけ頑張ってみる。

そして決してあきらめない。