AKBと京都花街 1  | おとみさん(和田登美子)のおかみさん日記

おとみさん(和田登美子)のおかみさん日記

京都の伏見大手筋商店街にある「叡智を伝える荒物・金物屋 和田勝」の4代目おかみ、おとみさん(和田登美子)の日常をアップしています。全ての命が輝く、持続可能なごきげんさんをめざして♪

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おはようさんです♪和田登美子です。

3月20日(月)のメールマガジンを
お届けします。

先日、MOCOフォーラムで講演くださって、
西尾久美子先生は、
京都女子大学 現代社会学部の教授。

綺麗な一つ紋の付け下げに、袋帯のおめしもので、
なんとも素敵でした!

もちろん、お話は、めちゃ面白くて、
おまけに、なるほどなあ~~~!
あっと言う間の90分だった(^O^)!

講演のテーマは、
「京都花街の経営学
ー伝統文化産業に学ぶマネージメント」



西尾先生は、京都のお米屋さんのお嬢さん、
京都府立大学女子短期大学を卒業して、
大阪ガスにお勤めになります。
そこで、このままOLをして、
10年後、20年後・・・、この先このままではなあ・・・。
と、大阪ガスをやめて、
滋賀大学経済学部へ、
その後、神戸大学大学院経営学研究科ご卒業。
ご専門は、経営組織論、キャリア論です。

私は、初めてお話をお聞きしましたが、
京都では、有名人なんです!



京都には、
上七軒、先斗町、祇園東、祇園甲部、宮川町、
五の花街が健在で、
舞妓さんと芸妓さんとで、280人もいやはります(^^)/

もちろん、日本で1番です。
350年続く、伝統と文化の世界。
350年続くには、理由があります(^^♪

「京都の花街」は、
実に合理的に出来上がっています。

独立した専門職の集団による、
合理的な組織、
キャリア・パスと、
人材育成システムとで成り立っています。

教育システムは、
学校、お稽古事、
置屋さんのお母さん、お姉さんとの親子関係、

そして、
OJP(現場教育システム)。
日常の現場で、仕事を通して、
能力を育成していく。

職場での人間関係と、
適切な業務分担と、
フィードバックが成されて、
舞妓さんは、育っていくのです。



何を取っても、実に合理的なのですが、
舞妓さんは、見た瞬間で、
デビュー何年目がわかるのです。
かんざし、化粧、着物、
おこぼの鼻緒まで、
細かな決まりがあります。

なぜ?
それは、チームで仕事をし、
花街全体で、
舞妓さんを育てているからです(^^)/

つづく、

では、今日もお楽しみさまで♬
ありがとうございます。
      和田 登美子

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