暁子さんと私の1月5日
『暁子さん、ちゃんと眠れてますか?
食事は摂れていますか?
心配しています。
中略
強い余震が続くなか、心やすまることはないでしょうが、今は、一層御身お大切に生きてください。
恵利 拝 』
『恵利さま、心温まるメッセージをありがとうございます。
昨晩はきちんと布団で眠ることができました。この状況にも少し慣れてきました。(余震は怖いですが💦)食事も摂れています。家族も含め、大丈夫です!
思いを寄せて下さり、感謝しかありません!
中略
前回の地震とは比べものにならないくらい、地域の被害は甚大です。近所も倒壊家屋が多数あり、瓦礫に囲まれ暮らしています。
復旧まで長い道のりとなりそうですが、半歩ずつでも前に進んでいきたいと考えています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
白藤暁子 』
これは、元旦の地震の直後、私と白藤酒造店・白藤暁子さんとのやり取りです。
能登では、未だ復興のスタートラインにすら立てない方がたくさんいらっしゃいます。
被災した全ての人を見舞うことは出来ないけれど、せめて、しっかりとご縁が結ばれている人の力になりたい!
白藤酒造店・白藤暁子さんは、2014年、2018年、乙女ぷろにご参加いただきました、私たちの仲間です。
暁子さんが、ご自身の蔵で造られたお酒を携えて、再び乙女ぷろのステージに立てるよう、皆様方のご協力をお願い申し上げます。
ずっと以前、暁子さんが話してくれました。
「春が来たら芽吹き、葉をつけ、花を咲かせ、寒い冬を耐えてまた次の春に芽吹く植物のように、変わらず、当たり前のようにお酒を造り続けたい」と。
私は、暁子さんの思いを、こんな災害に邪魔されたくありません。
なので、ご来場の皆様にお願いです。
もし、私と心を同じくしてくださるなら、義援金にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
乙女ぷろでは、皆様にご協力をお願いいたします義援金の他に、既に売上の一部を義援金とすることを協議済みです。
奥能登には、守ってあげたい酒蔵がある。
中野 恵利 拝