今年のゴールデンウイークは西日本第2、徳島県最高峰の剣山へ
毎年夏から秋には一度訪れる剣山だが、先月4/12に登山リフトが運行を開始し、4/29に山開き神事が行われ、本格的な登山シーズン幕開け直後のこの時期に来るのは初めてだが、お昼に見ノ越に到着した頃には周辺の駐車場から溢れた車が狭い道路に停めている状態で、大半が県外ナンバー
これには驚いたが、やはり日本百名山のひとつで、昨年NHKのグレートトラバースで放映された影響もあるのだろうか
日本百名山ひと筆書きグレートトラバース ⇒ http://www.greattraverse.com/
還暦定年を迎える今年は2回来たいという希望から、まずは今回の突撃になったのだが、利用する山荘も1週間前にオープンしたというぐらい冬は雪に埋れるこのあたり、この時期の気候も知らずに突撃しちゃった。
山荘にはまだ桜が咲いていたが、このGW、全国的に好天で下界は6月中旬の気温らしく、なんか避暑に来た感じになった。
今回のメンバー、ウルトラヘンタイランナーに混じって山登りは初めてというメンバーもいる幅広い混成チーム。
まずは初日、ちょうど1年前に国定公園に指定されて50周年を迎えたばかりの剣山系を眺めながら、山荘から夫婦池に向かい、標高1712mの丸笹山トレイル。
この山は急な坂も少なく、ジブリの森のような神秘的な苔群生もあり、手軽にトレイルするには適していてお気に入り。
丸笹山トレイル後、夫婦池でも写真を残し、山荘まで走って戻ると、往復12kmぐらいのエクササイズだったかな
早めに入浴し、明るいうちから焼肉パーティで大いに盛り上がった
毎回新しい出会いと発見があるこの仲間との合宿は、この夜の宴会が一番の楽しみでもある。
そして早めの就寝でたっぷり睡眠をとった翌は、6時半から山に持参するおにぎり作り、7時からの朝食を済ませて8時に登山開始としていたが、ヘンタイ数名は5時半からこの山荘から6kmに位置する奥祖谷かずら橋まで往復ランしていた。
そしていよいよ剣山登山開始
初心者と故障者リスト入りの計4名は標高1750m西島駅までリフトを使ったが、見ノ越から歩いたメンバーとこの西島駅で合流し、ここからは全員で剣山山頂を目指した。
日当たりの悪い北側斜面にはまだ雪が残ってました~
そして霧が出てきて気温も一気に冷え込んだ剣山山頂で、またもや美しい稜線は見られないかもと不安がよぎりながらの記念撮影。
その後、次郎笈までの稜線を往復する初心者&故障者リスト入りの4名と別れ、16名は今まで歩いたことのない南剣登頂コースを約2キロ、標高差500mぐらい下りたところにある「ほら貝の滝」を観に行くことに…
とても走ることは出来ない急斜面を、今まで見たことのない新鮮な風景を目に焼き付けつつ下山すると「ほら貝の滝」が現われる。
そこでマイナスイオンに浸りつつ、山荘で作ったおにぎりをほおばり…
再度、下りてきた標高差500mを1時間で登って剣山山頂に戻るのは予期していたもののハードな苦行でした。
しかし2度めの剣山山頂は霧も消え、次郎笈までの稜線を写真に残しつつ歩き、そこから西島駅経由見ノ越までの緩い下りはトレイルランを楽しみながら下ったのでありました。
山荘に戻ってシャワーを浴びだした頃には雨が降り出し、サイコーのタイミングで1泊2日の全行程を終えました。
一週間後に2日間かけて海抜0mから1955mを目指す「つるぎのめぐみワイルドウォーク」というレースのコースでもある厳しい南剣コースは二度と来ないだろうと思うけれども、今回も充実した合宿となりました~
つるぎのめぐみワイルドウォーク ⇒ http://shikokunomigishita.jp/docs/2013060700023/
一緒に楽しんだケセラ仲間たち、そして山ガイドをしてくれたリッキー軍団の皆さん、有難う~