今週末日曜に予定されていた「とくしまマラソン」。
東日本大震災の発生で全国的にイベントの中止が相次ぐ中、この大会開催についても賛否両論飛び交った結果、チャリティー大会として実施することを表明していたのに、直前で一転、また開催を見送り延期することになった。
チャリティー大会としての開催決定がされた時には、批判が渦巻くのは必至だったこともあり、ランナーの一人としてはこの判断が正しかったと評価されるような大会になるよう、最後まで応援ランとして走り抜きたいと思っていたが、実際は震災後、走ることにも少し後ろめたさがあり、ホッとしたのも事実。
まぁ延期ということなので被災地応援の気持ちは持ち続けてその日を待つことにしよう。
しかし被災地の惨状は想像以上で、義援金を送りたいという気持ちまで先送りするわけにはいかず、今週末はそんな被災地応援ランやチャリティーイベントに顔を出した。
まずは3連休初日の今日、42.195kmの応援ランしたいと考え、4220円(キロ100円)を握りしめ徳大講座や走るんじょ講座が企画したチャリティーランに参加。
この企画が9時からだったので、それではフルマラソンの距離は走れないと7時から徳島中央公園をぐるぐる21周
最初の12kmはロンリーラン、12~22kmからケセラーズの走友一人にサブ4ペースのペースメーカーをお願いしてレースさながらの必死ランだったが、途中からいつも故障する足と違う左足の膝外側が激痛。
結果的に後半はスピードも落ち、途中で歩きも入っての情けない走りになったが、この被災地応援ランは絶対にフルマラソンの距離を走りたかったので最後まで頑張りました~
休憩を除く純粋に走った時間は4時間26分38秒と何とか応援ランの格好はついたかな
しかしもし明日レース開催で前半もっと無理したら途中リタイアしたはず。
今でも痛~い
10km毎のラップタイムは…
0~20km 0.57.20
10~20km 0.57.19
20~30km 1.02.58
30~40km 1.13.03
40km~GOAL 0.16.38
このイベントには120人ぐらい参加し、22.7万円の義援金が集まったようです。
そしてこの参加者には、今回の大震災で被災し、亡くなった方への哀悼の意を表す黒と、楽天イーグルスや森の都のカラーで東北の復興を願う緑のリボンをつけて走ったのでした。
「頑張れ日本」「頑張れ東北」の復興祈念Tシャツを着て走るのは私と同じ徳島のTJPにもお江戸のケセラセランナーズにも所属する走友です。
ちょうど満開を迎えたハチスカザクラ(蜂須賀桜)も東北・関東の一日も早い復興を願って毎年我々に語りかけてくれることでしょう。
(ハチスカザクラ…沖縄系の寒緋桜と山桜の一代自然交配雑種の寒桜で江戸時代まで徳島城御殿にあったことから名付けられた)
その疲れを癒す間もなく、そのままとくしまマラソンの前日受付会場だったアスティ徳島へ。
ここではとくしまマラソンのゲストだった金哲彦さんと弘山晴美さんによるマラソン教室があり、チャリティーも行われていた。
大きな寄せ書きに書き込んだ後、ここでもチャリティーをして会場内へ。
どうしても街頭や放送局で流れている義援金募金よりも身近に感じるのでこういうイベントは続けて欲しいもんだ。
徳島中央公園のイベントでもそうだったが、ここでも金哲彦さんの呼びかけで参加者全員黙とうしてスタート。
弘山晴美さんのご幼少時代から学生時代の記録の変遷などを聞き、走り方の講習をして広いイベントホールの中を走って終了。
自宅でTVにかじりついて被災地や原発の情報を入手していることを考えれば、大いに意義のある一日でした~