日本では体育の日の10/10…日本を脱出してベルギーのブリュッセルマラソンを走りに行った徳島熟女軍団とその娘
ちなみに通訳で随行し、人生初のハーフマラソンを走ったこの娘は、お江戸の異業種ジョギングクラブ「ケセラセランナーズ」の一員でもある。
そんな羨ましい彼女に、当然ながらブログネタレポートをお願いしていた。
そしてそのご一行が元気に帰国
レース当日は晴天で、少し肌寒い17℃ぐらいだったけど、湿気もなく走るには最適な気候になったようです。
この大会は、フルマラソンとハーフマラソンがあるが、フルマラソンの参加者は約2000名、ハーフマラソンは約5000名とハーフマラソンの方が人気が高い。
スタート地点は独立50周年記念に建てられた大きく威風堂々のサンカントネール凱旋門。
ハーフコースは50mぐらいのアップダウンがあり、フルコースは更にアップダウンのあるタフなコースらしい。
サンカントネール公園を終えて、石畳のコースを通り抜けると、4~5回トンネルもくぐる。
下ったり上ったりが続いて気持ちが萎えそうな時に、誰かが手拍子を始め、続いてみんなで手拍子をしながらお互いに気分を盛り上げながら走るというご当地独特の風習()もあるようだ。
熱い友情をつなぐこの風習…ブリュッセルではよくある光景なのかもしれないですね。
白鳥が泳いでいる池を横目で見ながら大きな公園を通り抜け、林や古風な佇まいの欧風高級住宅地など、次々と変化する景色に、飽きることなく楽しく走られるし、道路は広く、木陰を走り抜けられるので、とっても爽快だったとのコメントつきでした~
なんとハーフマラソンには11歳の子供3人組も参加していたそうで、日本ではあり得ない光景に出くわしたようだし、また1kmのキッズランに参加するブリュッセル在住の日本の子供グループにも会ったそうだ。
そしてこのメンバー、アミノバリューのレースシャツを揃えて走っていたところ、レース中にフランクフルトの大塚製薬で働いている人から声を掛けられたとのこと。
彼女たちはフランクフルトから同僚の女性と自家用車で4時間かけブリュッセル入りしたそうだ。
こうして素敵な景色や、レース中の出会いもあって、あっという間にレースが終わったような気がしたとの報告だったが、この報告をもらったお嬢さんは、初ハーフだったはず。
またまた恐るべし新人ランナーの誕生ですな
Tシャツとチップを取りに行った時に、現地のスタッフに「日本から来た女性はあなたが初めてだよ」と言われそうだし、レース中に出会った女性にも「なぜブリュッセルマラソンなの」と聞かれたようで、さすがに多くの海外マラソンに参加した人でもこの大会はなかなか経験していないだろう。
レース中に出会った女性のお勧めはストックホルムマラソンらしいですよ。
最後は、ブリュッセルの中心地グランプラス。
多くの観光客からも声援を受けながらのゴール。
ゴール後のサプライズは、一緒に行ったこのメンバーの一人が65歳以上の女性の部で、ナント1位だったとのこと
よくよく聞いてみると65歳以上の女性でハーフマラソンを走っていたのは、徳島から参加した3人だけだったようです。
とにかくおめでとう~
このブログの読者の多くが、このメンバーがまさかそんなお年を召した大先輩とは思わないでしょうが、バラしちゃいました~
ブリュッセルマラソン ⇒ http://www.ingbrusselsmarathon.be/
なおこのブリュッセルには、毎年5月最終日曜に「ブリュッセル 20kmマラソン」という参加者25000人という30年の歴史の大会もあるそうだ。
こちらはサンカントネール公園をスタートし、ブリュッセル中心部、カンブルの森、ウォルヴェ公園などを走り、再びサンカントネール公園に戻るという全長20kmのコースで、制限時間は4時間ということだから、大らかなお祭り大会のようである。
誰もが知っている大会では満足できないランナーの皆さ~ん
世界にはいろんな大会がまだまだありそうですね。