まだまだ教会巡りは続く。
続いては「青砂ヶ浦天主堂」へ。
赤煉瓦が美しい教会。
残念ながらミサの最中で中は見れず。
外観からもその美しさが伝わってくる。
そうか、土曜日の夕方だからミサもあるか…。と思っていたら、次に向かった新魚目地区にあるちょっと離れた「江袋教会」もミサの真っ只中。
せっかく来たのになぁ…と併設の江袋交流館へ立ち寄ってから帰ろうとしたところ、
ミサ終わりの信者の方が出て来られた。
「もしかしてもうミサは終わりましたか?」と聞くと「終わりましたよ」と。
よかったー!!
来た甲斐がありましたー!!
中を見学させてもらって、
信者の方と少しおしゃべり。
信じている宗教でもないのにいろんな教会を巡っている事にえらく感心されていた。
隠れキリシタン時代、みんな逃れて逃れて入り江に隠れ潜んで教会を建ててきた事や、だから段々になって集落が広がっている事を教わった。
「懺悔されたりするのですか?」という質問には、
「もちろんしますよー!私は弱い人間なので、懺悔しないとしんどくなって、ちゃんと懺悔をして気持ち新たに生きていけるのです」というような答えが返ってきた。
神様の代理である神父様に話を聞いてもらって、
神様のお言葉をいただく。そして明日への活力となると。
そしてここの神父様はこのミサの後、別の教会のミサも掛け持ちで巡るそうで。
小さな教会が点在する地区では、常駐の神父様はおらず、何ヶ所もまわるのだという。
まるでお盆のお坊さんのようだな。
その方はミサの事を「御ミサ(ごみさ)」と呼んでいた。
貴重なお話も聴けて、いい旅の思い出となった。