楽しい残業。 | 乙女の宝箱。

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きらめく、ときめき。

毎年、九月一日は始業式なのですが、今年は節電対策もあって、四日まで夏休みを延長し、五日から二学期開始ということになっています。

今朝、男子生徒が一人、「勘違い」登校してきました。
しかも、寝坊をしたとのことで、駅から猛ダッシュで走って来たようで、汗だくの生徒は「勘違い登校」に気がつくと、その場にヘナヘナと座り込んでしまったのでした。
(かわいそうだったけれど、有りがちな漫画のヒトコマのようで、思わず微笑んでしまいました。)


私は今日、久しぶりに残業を「楽しんで」やることができました。

在宅介護になって以来、いつも、残業している皆より一足早く仕事を切り上げて、帰宅しなくてはなりませんでした。
母が、介護で夜には疲れきってしまうからです。

「もう少し仕事をしたい」と、「早く帰ってやらねば」という二つの気持ちがぶつかり合って、午後六時頃になると、いつも私は、ひそかに気忙しくなっていました。

しかし、最近の父は、容態も安定しており、母も元気があるようなので、家のことは少し目を瞑り、久々に残業に力を入れてみました。

皆との一体感。心ゆくまで仕事ができることは、なんと気持ちが良いのでしょう。

そして、皆が意外にも、疲れ知らずで残業をこなしているので、そのタフな姿に、感動しました。
いつも、早く帰ってしまう私には、見ることができなかった光景です。

時間も遅くなると、皆が「おとめさん、家は大丈夫?」と心配してくれ、また退勤する際には、上司が「おとめさん、遅くまで有り難うね」と労ってくださり、私は、何と恵まれた職場にいられるのだろうと、改めて幸せを感じたのでした。

時間が遅くなってしまったので、今夜は、帰宅途中で買ったスーパーのお寿司を晩御飯として、母と食べました。
晩御飯当番は、毎日、私なのですが、「買ってくるだけ」手抜き晩御飯の楽さ加減といったら…。

あぁ、贅沢!