昼下がりの漫画話(女子向け) | 腐カップルの小規模なブログ

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こんにちは、ひとり歩きいもいもです。
金曜日は夏コミの当落発表の日でしたが、おかげさまで
無事にスペースを取らせて頂く事ができました。

★日曜日 東Q-06a★

でございます。昨年の夏コミ参加の際は新刊として
「腐カップルの小規模な日常」
という本を(TVアニメ「日常」にハマっていた勢いで)出させて頂いた
のですが、スペースにお越し下さった数名の方に
「腐カップルの小規模な生活の4巻は出ないんですか?」
とご質問を頂戴しており、その度に

え……まじで読みたいすか?ほんとは飽きてない!?
ねぇ…怒らないからほんとのこと言ってよ……
あたしばっかり本気な気がする。
ほんとに好きなら態度で示してくれなきゃ分からないよ!
いつも不安なのはあたしのほう…。


と東館の中心で愛を叫んでみたりみなかったりしていたのですが、
その後、ネタになりそうなことも起こったりして、年末に
乙女堂々メンバーで飲んでるときには
「夏は受かってたら4巻作っちゃうもんねー!いけどんどーん!」
くらいの盛り上がりが、宴席上、10分くらいはあったのですが、
いざこうして現実として「あとは作るだけ」になってみると
ア~ラ不思議。
やべぇ
という気持ちが先立って、無意味にカレンダーを何度も見ている今日この頃です。
何が言いたいかというと、
3日目にコミケ参加される方はぜひスペースに遊びに来て下さいね~!
「腐カップルの小規模な生活」の2年ぶりの新刊がありますたぶん!(…言った)


さて、昨日久しぶりに本屋に行ける時間があったので、
あれこれ買って、帰りの電車内で立ったままおもむろに
1冊目を読み始めたところ、不覚にも涙が滝のように流れてしまい、
前に座っているお兄さんが仰天して何度もこっちを見上げながら
素早く携帯に何かを打ち込んでいたので、たぶんどこかのTLに
「前に立ってる女が漫画読みながら激泣いてるワロス」
とか
「前に立ってる女が漫画読みながらスッピンで号泣コワス」
とか目撃談が流れていると思うんですが、願わくば本のタイトルを…!!
「前に立ってる女が谷川史子の「忘れられない」って漫画読みながら
号泣してるんだけど、そんなに泣くほど感動する漫画なんだな!
俺も読んでみようかなだぜ!」

ってツイートしていたら、お兄さん、君は100点満点君だ!!!

というわけで、谷川史子先生の新刊「忘れられない」。
一度でも恋をしたことがある人ならば、
不意に胸を突かれる瞬間が必ずあります。
特にアラサー&アラフォー女子、ご注意下さい。
誰もいないところで読みましょう。

忘れられない (マーガレットコミックス)/谷川 史子

¥440
Amazon.co.jp


んで、涙を拭って帰宅して、2冊目に手を出したのですが、
もう、「天才だな」という感想しか出て来ない。
過去と今を自由に往来して未来「と生」をーそれも複数の人間のー
紡いでいくという、「バラ色の人生」や「潔く柔く」の長編作品で
垣間みた「いくえみ漫画の映像的表現力の希有さ」というものが、
なんと既に1巻目で、186枚の原稿上で惜しみなく発揮されているという、
いくえみ綾先生の「トーチソング・エコロジー」第1巻です。

トーチソング・エコロジー (1) (バーズコミックス スピカコレクション)/いくえみ 綾

¥650
Amazon.co.jp

熱したフライパンの上に卵を3つ落として蓋をして、
少ししてから蓋を取ったら、白身が全部繋がって大きな
ひとつの目玉焼きになってたいたのが、これまでだとしたら。
はなから3つのフライパンを同時に熱してそれぞれで卵を
焼いたんだけど、お皿に取ってみたら3つの目玉焼きが
ぴったりと繋がってひとつの大きな目玉焼きにしか見えない!
という、神技だよねこれってもう!というのが今作です(笑)。
いくえみ漫画をずっと読み続けている方なら尚更感じる
「ここまできたか」感。やばいです。最高です。

あと、
「愛があればいーのだ」のよしき君(たみお)、
「I LOVE HER」の新ちゃん、
「潔く柔く」の禄、
がベスト男子オブいくえみ漫画だったのですが、
ここにきて!!!!!!!
ボサ頭無精髭眼鏡のスー(表紙右)!!!
大好物だこんにゃろー!!!!!!!!!
しかもお金がなくってちょっとダメ、とか
どんだけときめくと思ってんすか囲わせろーばかぁ!!!

はぁはぁ……ちょっと取り乱しました。
久しぶりに女子漫画の話をして、楽し過ぎました。


ちなみにここまで読んでポカーンの男性諸君には、
少し前の刊行ですが、こちらをおすすめ致しますヨ~。
岡田屋鉄蔵先生の「ひとひら 国芳一門浮世譚」。

ひらひら 国芳一門浮世譚/岡田屋 鉄蔵

¥780
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主に池波・藤沢・平岩先生の市井ものを愛する
時代小説ファンのわたくし、第1話の扉ページ
「ジャンと鳴りゃ ああやって揃いの半纏引っ掛けて
火消しの手伝いに来んのサ 惚れ惚れする好い男ばっかりじゃねぇか」

の台詞でぎゅっと胸を掴まれまして、一気に岡田屋ワールドへ…!
いやー面白かった!!!続編を熱望。