20XX年
国会で帰結された
皇室女子不要案
可決された半年後の施行
一年間の猶予が与えらえた
無駄な皇族女子は平民として降下する
基本的には皇族として暮らしていた皇居
御用地からの撤退
結婚した後、血税で作られたものは
穿いてるパンツ一枚でも置い行く
貴金属類、衣装は競売にかけられた
国宝級のティアラは美術館に寄贈
その他は国庫に入りおもに福祉施設へ還元
皇上后の下向後
ご老人特有の症状があった為親戚が老人ホームに入れた
彼女は実質、女帝であった為に特養職員に嫌われた
なんでも特別を好み、特に衣服にはこだわりがあって
支給されたホーム服を嫌がった、カーテンを引きはがし
早くデザイナーを呼べと大騒ぎした
食事中は皿を頭にのせて鏡の前でうっとりしている
かなりヒステリックになるので施設では手を焼いた
この御方には降嫁した皇女がいる
夫君とホームを訪れるが娘の顔も忘れたようで
こんな娘産んだ覚えはないと言い放つ
これは空想ミステリー小説です
皇后陛下の処遇
彼女には実家があり老父母が
皇后であった長女が帰ってきたのを喜ぶ
実家は最高年金保有家庭で金銭面の苦労はない
今上陛下のお嘆き
今上陛下は彼女を愛おしく想われて
お忍びで頻繁に逢い来られた
元皇后も陛下のお運びを心待ちにしていた
元皇后はハーバード大学を優秀な成績で卒業
日本政府民間、外国政府からも仕事の要請が来る
重要な案件もそつなく熟し、莫大な報酬を得ている
日本初の女性総理大臣にとの声もあるが
目立つ事は嫌だと拒否している
皇女殿下日赤正社員
元皇女様は旧皇族男子と結婚一男一女を生す
元皇后の実家に孫を連れて頻繁に来ている
時には今上陛下を交え楽しいひと時を共にした
皇后のご実家はこの皇女の産んだ子を養子にした
元皇女は慣習で伊勢神功の祭主となる
伊勢の祭主は伝統で報酬も公費
日赤正社員を経て管理職に昇格
夫君も同じ日赤職員重役である
後嗣妃の降下後
今の皇室の体たらくを招いた張本人の一人である
実父は故人、実母は御用地内に引き取られていた
弟夫婦と実弟前妻の娘も御用地内に
住んでいたのだが出て行かず
居座る事2年半、強制退去命令
弟嫁(後妻)の賃貸アパートに身を寄せた
実弟嫁下着屋社長で一家の生活費は
彼女の下着ショップで賄われたが
下着屋は莫大な赤字を抱えて破産!
元コウシヒは自立できず生活保護者になる
後嗣殿下との仲は冷え切っていた
彼は後嗣妃には2度と会いたくない様だ
後嗣殿下は外国と国内に家族有
コウシヒ長女米国夫妻
皇室離脱婚をした姉内親王と平民男
数回目の謎の失踪中?
コウシヒ次女(老嬢)
廃れダンス芸人と同棲中・・・・
数年後行方不明(某国に亡命?)
おチャラけミステリー小説なので悪しからず
長老宮妃と妃たち
三宮長老宮妃の長男故三宮親王妃・次男故高宮親王妃
それぞれ名家の出自で実家の財産分与で悠々自適暮らし
2親王妃は優秀で語学も堪能なので通訳翻訳で自立
長老妃の孫5人の女王殿下はそれぞれ名家に嫁した
先代筆頭宮妃
鴛鴦夫婦
民間高級老人ホームへ入居
夫の老殿下は車椅子生活なので
老殿下も一緒に暮らしたい意向
特例で老殿下は妃とホームに同居
皇位継承第三位の老殿下の皇族費は
賜与され安寧な余生を過ごした
常陸宮様はハナが守ります
【墨呂空】