みなさん。こんにちは
オトループ
vocal&guitar.作詞・作曲担当
こうけつ ゆうすけ
纐纈 悠輔です。
正直びっくりしたんですが、
あと4日でもう8月が終わりなのですね。
夏が終わったら
秋はきっと一瞬で
永い冬が来るね。
大事に過ごさないとな、1日1日を。
今日は、先月7/19リリースとなった
会場限定両A面シングル
【アリカ/感情方程式】
に収録
【感情方程式】
について。
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【感情方程式】
詩・曲 / 纐纈悠輔
言葉にしたら もう違う
よくわかんないけど 何かが違う
言葉にならない心の中 結局いつも黙ってしまうんだ
解って欲しくない訳じゃない
かと言って 土足で上がられるの嫌
誰かに会いたくてたまらない
どうせ 誰にも会いたくないけどさ
1➕1=2であるように シンプルに
決められた答があれば ずっと楽に生きていけるかな
割り切れない想い抱えたまま 顔で笑って
掛け算みたいにやり切れなさ あっという間に増えていく
聴いてもらいたいと想うけど 適当な相槌じゃ傷つくだけ
それでいて沈黙が苦手 耐え切れず口を開いてしまう
曖昧過ぎて捉えどころない心ってやつは
模範解答なんて存在しない だからとても厄介だ
割り切れない奇数みたいな想いだけが残る
掛け算したって0は0
僕が 僕につける価値
明快に数式化もできない
証明することさえ難しい
絶望 猜疑心 無気力 自己憐憫
どれも違う 陳腐になる
それでも答探すのは きっと救われたいからさ
1➕1=2であるように 絶対的な
感情の方程式があれば 迷うこともなくなるのか
次々押し寄せる 感情の波に飲まれ
今日もまた僕はいつものように 黙ってしまう そうだろうな
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あるドキュメントを見た時に、ナレーションで
『あとには、割り切れない想いだけが残った』
と言っていて、
その言葉が、ドンと脳内に飛び込んできた。
確かに、割り切れない、と言うし解るし
それって数学的な表現なのって興味深いな
ということからインスピレーションを得て書き上げました。
言葉がどれだけ発達しても、
言葉をどれだけ知っていても
こころの中、をすべて言葉にすることはできない。
言葉にして捻り出したとしてもそれは、ただの言葉であり、
心模様ってのは、きっと本人にしかわからないことが多いと想うんですよ。
「絵」に近いかもしれないね。
誰かに会いたいけど、誰でもいい訳じゃない
誰かに相談したいけど、誰でもいい訳じゃない。
言葉にしたってきっと解ってもらえないから、黙る
こんなことってないかな?
俺はよくあるんだ。
だから寂しいけど、ひとりぼっちを選ぶ
って時がね。
1➕1=2
5✖️5=25
そうやって決められて疑わない答があれば、
もしかしたら迷ったりもしないのかな?って想ったりもするけど、
こころにはどこにもそんな方程式は存在しない
だから、もやもや。
そんな時に聴く音楽は、
すっ、と心の隙間に入ってくることが多くて
隣で頷いてくれる、相談相手のように感じることがある。
俺の音楽も、誰かにとってそんな大切なものであってほしいんだよね。
言葉にできないことを言葉にする
それが俺たちオトループの挑戦です。