夏が来る前に。(もう来てるよ、とは言わせない) | オトループ 

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皆さんこんにちは。

オトループ vocal&guitar

こうけつ ゆうすけ

纐纈 悠輔 です。


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歌詞に込めた想いを語るこのブログ。


今日は、


ミニアルバム 『カタリベシンパシー』に収録されている


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【アジサイレイン】



について語りましょう。



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                 【アジサイレイン】

詩・曲/ 纐纈 悠輔


ただ君といる それだけで僕は幸せだった

ただ君と笑い合えれば ありふれた日々も特別だった

紫陽花の咲く季節に始まった 僕ら2人は

目と目が合えば微笑んで 恋はシンプルに恋だった


相合傘 照れながら 右手と左手で持って

隣の君 濡れないように 7:3のバランスで

雨の日が嫌いじゃないって 初めて想えたんだ

瞼を閉じれば 鮮やかに蘇る



どんな価値観のズレも 擦り合わせられると信じてた

ぶつかり合うことがあっても 通り雨のようなものだって

でも 可愛かった小さなワガママも だんだんと笑えなくなって

僕らの間に横たわる 溝が深くなっていった


はじまりの優しさを 何とか取り戻したくて

思い出の扉を開け 必死で手を伸ばすよ

その度に何度も思い知らされる あの日の2人 今の僕らと違うんだと


紫陽花は 枯れてもなお 地に落ちることもなく

僕らのように 最後まで 季節にしがみついてる

なぜ気持ちは移ろって 色彩も変わりゆくの

君を愛した あの日々を ひとり噛み締めながら


僕らの恋も もうそろそろ終わりにしようか

雨の季節も終わるよ



~~~~~~~~~~~~~~~



梅雨が明け


気温が上がり、今年も本格的に夏がやってきましたね。




紫陽花の季節はすぎてしまいましたが、この歌の話を。



『紫陽花の花は、枯れても最後まで地面に落ちることはない』


ということを、ある小説を読んで知りました。


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それって、恋愛後期の

お互いに想いが冷めてしまっているのにも関わらず、なかなか別れを切り出せない

そんな状態とどこかリンクするところがあるな、

と想ったのが、この曲を書いたきっかけです。





俺自身、寂しかったり、名残惜しかったりして、



《終わりにする》




ということにすごく抵抗がある人です。


恋愛も然り。


「これだけ長く付き合えたのだから、今を乗り越えれば、また、必ず良い未来が待ってるはず!」

と自分に言い聞かせて、誰が見ても修復不可能な関係にも関わらず

こちらから別れを切り出すことがなかなかできない、そんなことがこれまで多くありました。






当たり前だと言われても

心のどっかで俺はずっと不思議に想ってます。

初期はキラキラで、ドキドキな恋愛が

なぜ時間の経過と共に、


想いが薄れていってしまうのか?





それもまた、俺の歌詞の永遠のテーマのひとつでもあります。





終わらせることによってしか、


始まらないこともある


それも知っています。






だから、勇気を持って、『終わらせる 』


ことも、時には大切なのかもしれませんね。




LIVEでもよく登場するこの曲。


是非とも聴いていただきたいです。




アジサイレイン収録の


『カタリベシンパシー』は、

¥2100にて絶賛販売中。



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