【ダメな自分に向かい合うチャンスはなかなか無い】
こんにちは、富士山の麓の
元ヘルニア整体師の大内です。
私は昔から自分はこんな痛い、
勘違い男でした。
「まあ、オレのはそんな悪くはない方だろう・・」
「いや、普通よりイケテル方だ！」
趣味だったスキーも、
ウインドサーフィンもBMXも
直接、指導をしてもらったことは無く、
ハウツービデオテープ（VHS）を何度も見て、
イメトレが定番で、
上手く出来てるつもりに
なっていました。
そんなクセは整体師に
なってからも続きます。
整体施術も
無料コンテンツのプレゼントビデオなどを
チョット見ただけで、
「まあ、所詮こんなもんだろう！」
「購入するほど、たいした技術じゃない！」
「これは自分がやる必要は無いモノだ！」
と評価したりと
自己完結のレッテル張りも
大の得意技でした。
真似てみて、
「出来た！」
「盗んだ！」
と勘違いもしていました。
そんな自分で判断し、
出来たつもりになる、
その染み付いた悪くクセで、
その後も私の人生を形成し、
さらに自分を苦しめていきます。
整体院経営低迷、借金苦、
離婚、一家離散、
そんな絶望感を感じていた時に
自分の目の前に姿を見せてくれたのが
古武道の身体原理でした。
・常に安易にモノゴトを考える、身の程知らずの自分
・人の話を全然聞かず、論破しようとする自分
・相手の立場にならず、自己主張が強い自分
・他人の目が見れない、評価が気になる自分
・負けず嫌いで、常に勝とうとする自分
・忠告されるほど素直にはならず、
意地になって同じことやってしまう自分
・意見が合わない人には排他的になる自分
など、
身体原理の稽古では、
こんな見たくない痛い自分に
死ぬほど出合えます（笑）
『モノに頼るな！自分に頼れ！』
ご加持ご祈祷、占い、風水、心理カウンセリング、
パワーストーンなどエネルギー商品など
これまで体験してきましたが、
所詮、他力本願。
その自分自身に向き合わない性根が
一番の私の問題であり課題でした。
身体原理の稽古では、
「見るとやるとは大違い」
「想ったのと、出来るとのあまりのギャップ」
といった現実にもブチ当たります。
自分勝手をいくら相手に押し付けても
通用しません。
さらに、
「嫌な自分に真剣に向かい合え！」
と言われているような自体が続くと、
「また尻尾を巻いて、言い訳達人で逃げるか？」
はたまた、
「自分を捨てて素直に指示を仰ぐのか？」
の二者択一を迫られます。
私の場合は
心底自分に絶望していたので、
これまでの自分の考え、想いをキッパリ、
捨てることができました。
その結果の以前の全然ダメな自分からは
少し脱却できている氣がします。
そう先輩方が言ってくれることが
これまでに無い自信です。
しかし、未だの根強く、
昔の自分に引き戻すような
強い自分のクセが現れることがあります。
でも自分のクセを変えるのは、
「そもそも論的には、
そんなに簡単では無く難しいこと」
という大前提が分かっているからこそ、
あせらずジックリ死ぬまでの
長期戦覚悟で稽古に向かい合えることが
できるようになっています。
身体原理はただの勝ち負けの
武道の稽古ではなく、
人生の稽古だと実感しています。
「ただ相手に勝ってどうなるの？」
「勝ち続けることはできない・・」
常に問われるのは道場ではなく、
社会だと想ってます。
そんなことを学び稽古できる場は
実社会では難しく、
普通の各種武道でもなかなかありません。
この人間関係性を磨くことに重きを置き、
実践的な稽古を行う和身塾なら
それが可能だと想います。
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