私の過去(ダメ整体師ストーリー3) | 筋トレ不要で健康寿命!永遠のチャレンジャーになる方法

筋トレ不要で健康寿命!永遠のチャレンジャーになる方法

「何であのオジさん、あんなに元気なんだろう?」と羨ましがられる人に!まだまだ人生を諦めたく無い!若者にも負けない、もっと自分の可能性を信じたい!女性にモテたい!と言う45才以上のオジさんに向けてチャレンジする勇気と智慧をお届けします!

前回より続き。

 

『激痛でしか気づけない男』

 

私の人生で最大の痛みがやってきました。

 

妻から突然の離婚届けでした。

 

離婚は彼女なりの

配慮でした。

 

それは私と離婚した方が

 

「私が男として自由になれ、

仕事もより好きなように出来るから」

 

と言われました。

 

まあ、私を気遣ってのことですが、

 

現実は、ホトホト私が

彼女に愛想を尽かされたと

いうことですね。

 

その頃は、

私も少し整体院経営の

どん底を脱し、

 

「さあこれから家族孝行もしていくぞ!」

 

という矢先の出来事で 、

 

「もうちょっと待ってくれないか?」

 

とも言いましたが、

何度かの話し合いの末、

 

妻の決意は固く離婚という

結論になりました。

 

自分が今まで経済問題を

先送りして来た、

 

自分の甘さをつくづく

思い知らされました。

 

 

「自分は間違っていない!」

 

自分を正当化したい

気持ちもありましたが、

 

元妻や子ども達には申し訳ないという

気持ちも0ではなかったので、

 

それはあえて

口に出しませんでした。

 

実際、離婚をしてみて、

離婚ごときで人生の敗北者には

ならないことは、

 

頭では理解出来ていましたが、

 

理屈抜きで自分の人生に

絶望しました。

 

男として、人間としての

敗北感に押しつぶさそうになりました。

 

信じられない現実を叩きつけられ、

まるで、

 

「テレビドラマを見ているようだな?」

 

という自分を観れる冷静さも

ありました。

 

しかし少しずつ現実を受け止め、

気持ちの整理をしました。

 

将来子ども達が困った時には、

いつでも相談に乗れるだけの

自分になっていること、

 

それが自分の親としての役目と決め、

自分を納得させました。 

 

しかし、今でも

 

「その決断が本当に良かったのか?」

 

に心が激しく揺れ胸が

苦しくなる事もあります。 

 

でも今の自分がここまで成長できたのは 、

 

元妻の私に対するプレッシャーを

与えてくれたおかげだと

本当に想います。

 

勝手な解釈ですが、

今は元妻には感謝しています。

 

 

 話しを変えます。

 

とは言っても

また元妻がらみですが・・ (笑)

 

私はかつて妻にセミナーに

参加するのを反対をされたり、

 

 ウソをついて何とか通ったりしても

お金が無い状態であったことで、

 

そのセミナーに集中できないことが

よくありました。

 

 セミナー中でも、

 

ふとした瞬間に日頃の妻のうるさい小言や

罵声が頭をよぎります。

 

 「これでダメなら廃業・・」

 

というぐらいの覚悟で借金などしての 

受講したなら覚悟もあり、

状況は違ったと想います。

 

今想えば当時はただセミナーに

現実逃避していただけでした。

 

うまくいかない現実をセミナーに

通いをしていることで 、

 

「自分は努力しているんだ!」

 

と自分を正当化していました。 

 

でも、

 

「今の技術をしっかりやり込んでから次の技術へ」

 

とならば良いですが、

 

私は常にどの施術法も中途半端で 

少しうまくいかなければ、

次の技術へ目移りしていました。 

 

また日々の施術でも

その甘い考えは同様でした。

 

 常に、

 

「こんな施術でうまくいくわけがない・・」 

「何とかうまく痛みが取れてくれ・・」

 

そんな自分のやっていることへの

不信と博打のような施術効果を

願っていました。 

 

 

『すでに持っている宝を磨き上げる価値に気づく』

 

それでも以前受講した、

120万円のセミナーで恩師に言われたことは

常に自分の頭の片隅に残っていました。 

 

それは患者さんの

 

「話しをじっくりと聴くこと」

 

です。

 

そのセミナーでも何度も言われていたことが 

その後もなかなか出来ていませんでした。

 

どうしても話しをじっくり聴くより

自分が施術のウンチクを 説明し過ぎていたり、

 

患者さんを何とかこちら側に 

コントロールすることに

躍起になっているのです。

 

施術が終わると 、

 

「あ~またやっちゃった・・」 

「話しを聴けなかった・・」 「

 

また自分がほとんど話していた・・」

 

と言う後悔が何度も何度も続きました。

 

でもそんな日々は続くある日、

 

患者さんの話しに 

素直に耳を傾けることが

なぜか出来た時がありました。

 

その患者さんは50代前半のご夫人で

 

確かにこの時は施術中も

患者さんとのチューニングが

合うような施術後の手応えも違いました。 

 

その時はじっくり

その方とお話をした後、 

 

ただの押圧メインの施術を

しただけでした。

 

 しかし施術後、

 

「先生、今日はスゴく良くなったわ~!」

 

と喜んでくれました。 

 

その施術結果がすぐに、

 

「戻る」「戻らない」

 

ということは抜きに、

 

そのご夫人は以後大切なヘビーリピーターと

なってくれています。

 

あなたは自分の想いを満たすのを優先して

患者さんが二度と来院してくれないことと 

 

まずは患者さんが喜んでくれる

施術内容でまずは信頼関係を構築し、 

 

いずれで自分のこだわる施術が

出来るチャンスを待つのとでは 

どちらが良いでしょうか? 

 

後者の方が、

 

今は自分では不本意な施術であっても、

宝の施術に変える、

 

どんな施術レベルの

整体師、治療家さんの

秘技だと想っています。 

 

 

『さらに積極的なコミュニケーションの末に観えた可能性』

 

また私は当時のメンターに

好かれる人間になるために

 

積極的にメンターから提供されるコンテンツに

対する感想メールや実践報告を

愚直にこなしていきました。 

 

当時は具体的なパソコンスキルなど

全くと言っていいほど無く、

 

ひとたびパソコンスキルの無さで

フリーズ状態になってしまう

トラブルなどが起これば、 

 

大きく時間を奪われることが

多かったのです。

 

しかしそれらの問題も

アドバイザーのおかげで、

 

作業が ストップしてしまう時間が

極端に少なくなりました。

 

 私のアドバイザーは

まずネットで検索で調べて 

 

「3分以上でわからない事だったら

 すぐに連絡下さい(笑)」 

 

と言ってくれています。 

 

以前は一人でやることによって

どんどん行動出来ない自分に嫌気が差して、

 

まったく行動出来なくなって

しまうことがよくありました。

 

しかし同じ意識を持った仲間の姿を

常に見る事ができ、

 

意識することによって自分も

頑張らなくてはという 

意識に徐々に変化していきました。 

 

そんなメンター、アドバイザー、

仲間とのコミュニケーションを 

自ら積極的にさらに重ねていきました。

 

すると日常のお客さんとの

コミュニケーションの取り方、

 

傾聴するスタンス、質問の内容が

さらに格段に変わってきました。

 

私はメンターに出会うまでは

技術、スキルだけを用いて、

症状の改善だけにフォーカスしていました。 

 

患者さんのこの症状に至るまでの

状況、環境、立場などには

あまり興味はありませんでした。 

 

つまり患者さんのすべてを観ていませんでした。

 

しかし、メンター、アドバイザー、

仲間との出会いによって、

 

患者さんに寄り添う気持ちが

徐々に生まれてきました。 

 

今までだったら病気、症状の改善を

自分で一切取り組まない人のことは 

 

「こんなんじゃ症状の改善なんて出来ないよ!」

 

 とすぐ否定の感情が生まれてきました。

 

 しかし現在は 、

 

「まだこの人にとっては取り組む

 タイミングが早いだけなんだよな・・」

 

 「まあ、それもしょうがないよな~」

 

などと無理なくその人のことを

受け止められることが

できるようになりました。

 

とにかくそう想った方が自分の気持ちが

その方がラクになり得と 実感しつつありました。

 

また私の施術に、

 

「ただ私に依存するだけ」

 

の患者さんであっても、

 

その方はこれからの私の成長、経済活動に

協力してくれるありがたい方だと

心底感謝も出来るようになりました。

 

 何よりその人の根本原因が

直感で何となくわかるようになり、

 

結果が出ないことさえも

肯定的に捉えることが

できるようになってきました。 

 

さらに

 

「上手く施術効果が出なかったらどうしよう・・」

 

という不安、恐怖が無くなってきて、

 

心にゆとりが出て来て 

自信を持った施術が

出来るようになってきました。 

 

それらの気持ちで施術を続けていくと

患者さんのリピート率が徐々に上がり、

 

整体院経営状態が少しづつ

上向きになっていきました。

 

深い過去に受けた

心の傷(トラウマ)を自分自身が

理解、共感、ねぎらい、

 

その方の自己重要性を満たして上げることが 

無理なく出来るようになってきました。

 

すると今までの自分を許すことが出来、

今までかなり低くかったセルフイメージも

アップしてきて、

 

自分の事が昔よりも

好きになっていきました。

 

患者さんに対しても

結果優先の癒し目的ではない

施術方法を 受け止められない方とか、

 

さまざまの理由(特に金銭面)で

継続して通う事ができない患者さんも

差別する気持ちもなくなってきました。 

 

こちら側の手段を

押し付けるようなことがなくなり、

 

最初はまず相手のニーズを

与える手法を与えるなど、

 

臨機応変な手術スタンスに

変わってきました。 

 

とにかく患者さんの話しを聴き、

その方が 「本当に求めているモノは何?」

というのを聴き取り、

 

それらをさらに掘り下げる質問を

するスタンスを心掛けました。 

 

その患者さんの今受け止める事が

出来る施術法での施術を心掛けました。 

 

日々の施術以外のワークとして

過去のトラウマを抱えていたり、 

 

セルフイメージが低い患者さんに

寄り添う気持ちで 

 

HP、ブログ、FBなどでの

更新を心掛けました。

 

多くの人に、

 

「あなたの病気、症状の原因はココにあるんですよ」

 

という情報を発信しました。

 

当時はそれらの毎日のリアルな施術と

インターネットの両方からの発信によって

更なる共感を得る力を養うことが

 

少しづつできるように

なってきた気がしています。

 

そんな発信する習慣を続けていくと

不思議なことに既存の患者さんが口コミを

してくれたりと新たな集客につながり、

 

経営状態もさらにアップする事となりました。 

 

私の過去のまとめは以上ここまでです。

 

そこから現在の古武術の身体原理を

出合うまでのストーリーは、

またジックリとまとめます。

 

それまでお楽しみに。

 

これまで私の過去を読んでいただき

有難うございました。