1951年(昭和26年)7月3日、「連合国軍最高司令官総司令部」、すなわち日本を占領していた連合国のアメリカ軍(進駐軍)が、アメリカ独立記念日(7月4日)を祝い、明治神宮外苑でフェスを開催。その出店でコーンスタイルのソフトクリームを日本で初めて販売したのがこの日と云う。国民的スイーツ「ソフトクリーム」が、占領時に進駐軍の独立記念日のイベントで、戦勝国アメリカ人から日本人にもたらされたといのは実に興味深い。日本食の急激な小麦化(パン、ラーメン、うどん、パスタ、フライ、天ぷら、パンケーキ、お好み焼き)は、ほぼ敗戦の産物といってよい。(ソフトクリームは平和が持たらした産物と良い意味でとらえようw)。
参照: https://www.nissei-com.co.jp/sc_history.jsp
というわけではないが、最近気になるのがクロナッツ®で有名な「ドミニクアンセルベーカリー」(DAB)のソフトクリーム「キャラメル スイートコーン ソフトサーブ withコーンジャム (Caramel Sweet Corn Soft Serve with Corn Jam)」。DABではソフトクリームを「ソフトサーブ」と呼んでいる。ドミニク氏が今期の日本滞在中の食材探しで出会ったのが、日本のみずみずしいスイートコーン。粒は取り、芯の部分は粉砕し煮出すことでトウモロコシの香ばしさが存分に引き出されています。さらにパティシエらしくキャラメルを加える事により、香ばしくも濃厚な味わいになっています! なんともインディペンデンス・デイな美味しさのソフトクリームですw