土佐で大人気のパティスリーのマンジェ・ササが東京・自由が丘にニューオープンした。
オーナーパティシエの笹垣朋幸シェフは、アル・ケッチャーノの奥田正行シェフと出会い薫陶を受け、「地元」に根差した「ふるさと」を原点とするお菓子づくりに目覚める。

@ほうれん草とカシスのショートケーキ
シェフが高知の野菜ケーキを手掛けたときの最初の一品だ。日本人が慣れ親しんだショートケーキに野菜を落とし込んだ歴史に残る一品。ホウレン草のアグリグリーンの苦味とカシスパープル酸味のマリアージュがお客の目と舌を魅了する。






@みょうがと生姜のタルト
赤ワインビネガーのミョウガのコンフィチュールと生姜風味のレアチーズ、フレッシュグレープフルーツのタルト。このマリアージュの素晴らしさは眼から鱗的な美味しさ!!






@岡崎農園いろいろトマトの生フォカッチャ
オリーブとローズマリーのフォカッチャをイメージしたレアチーズケーキ。オリーブオイルをかけて




@エメラルドメロンのショートケーキ
高知が誇る最高級マスクメロンをコンフィチュールにしたショートケーキ。




@本山詠さんのこがね甘福 芋モンブラン
焼き芋のような香ばしいスイートとフォンダンショコラのモンブラン。




野菜という素材を、特別なモノととらえず、地元にあるからお菓子の素材として、あたりまえにとらえているから、野菜にも必然性があり味に破綻が無い!!

とにかくみなさんにこのオドロキと楽しさを知ってほしい。野菜や特産品の果実を使用したスイーツ・・・というのは簡単だが、それぞれをジャムにしたりペーストにしたりするのはとても大変なこと。それを苦もなく楽しげにやってしまう、笹垣シェフの原動力は、妥協を嫌いとことんやりぬくという「いごっそう」のなせる技なのかも。日本一高知のことを想うパティシエと笹垣シェフが豪語するのも頷ける。

カフェスペースでは、地元、茶どころ高知の「ティー」メニューも揃い、元気に朗らかになる明るいお菓子がたくさん並んでいます。

夏ぐらいまでにオペーレーショが落ち着けば、そのために設えたオープンカウンターでアシェットデセールがお目見えする予定。楽しみだね






ちなみに自由が丘店のシェフパティシエは北千住のファブールから心機一転をはかる荻原政陸氏が務めます。(厨房で頭ぶつけないように気をつけてねw)

マンジェ・ササ 自由が丘店
住所/東京都世田谷区奥沢5-37-9 武蔵工業会館1F
TEL/03-5483-0234
OPEN/10:00~19:00 不定休
http://m-sasa.com/shop/jiyugaoka/