明日はスイーツ業界にはありがたいバレンタインデー。
「寄合町諸事書上控帳」(長崎の著名な遊女町であった丸山町・寄合町の記録)によると、長崎の遊女がオランダ男から「しょくらあと 六つ」(1797年3月晦日) を貰いうけたと記されているそうだ。

これが日本におけるチョコレートの初めての記録。
当時はまだ固形の甘いチョコレートではなく、ドロリとした飲み物だったという。
チョコレートは近世ヨーロッパでは王侯貴族の飲み物で、女性の気付け薬としても引用されていたと文献に記されているそうだが、気付け薬とはつまりは興奮剤のこと。まあ「媚薬」だったんだろうね~。
もちろん日本チョコレート・ココア協会では「媚薬」だったなんて一言もいってはいないが(笑)。

オランダ男たちが貴重なチョコレートを遊女に渡していたということは、チョコレートを嗜好品というより、媚薬や強壮剤として享楽的に用いていたということは想像に難くはない。

さてさて、キミはいったいダレからドンナ媚薬を貰うのかな?!(笑)


写真はカカオの樹です




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