遣唐使が中国から持ち帰ったという唐菓子は、粉をこねて油で揚げて作られた食べ物で、日本の菓子の原点ともいえる。
その唐菓子の一つぶと(餢飳)は春日大社では神饌として奈良時代から現在まで捧げられている。
米粉を捏ねて餃子のように形成し油で揚げる餢飳(ぶと)作りは、春日大社の神職の特技の一つとされ、これが上手く作られなければ一人前の神職といわれないそう。
しかし、人が食べるにはあまりにも畏れ多い・・・っていうか味気ない(笑)。
萬々堂通則の先先代が春日大社の許可を得て作り始めたのが＠ぶと饅頭(5個入り 1155円)
小麦粉や卵の生地でこし餡をくるんだお饅頭を、春日大社のぶとに忠実に餃子型に揚げたもの。揚げ饅頭というよりむしろあんドーナツといった味わい。意外といっては失礼だが、これが伝統菓子のわりに美味しい！
一週間近く日保ちするし、奈良土産の一押しです！
萬々堂通則(まんまんどうみちのり)は江戸後期創業の奈良の老舗和菓子舗です。
世界遺産・春日大社 http://www.kasugataisha.or.jp/
萬々堂通則 http://www.manmando.co.jp/
所 在 地：奈良市橋本町34（もちいどのセンター街）
電話番号：0742-22-2044
営業時間：9:00～19:30 木曜日10:00～17:00 木曜不定休
大きな地図で見る
コメントの返信はできませんが、いつでもコメント募集中！(笑) お問い合わせはサイドバーの[メール送信フォーム]からどうぞ。
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