有名観光地には、ついでに寄るカフェがあっても、観光地を差し置いてそこが目的地になるカフェはなかなかお目にかかれない。
鎌倉にあるクレープリー・アルモリックはわざわざクレープを食べに出向く意味がある価値あるお店。だって鎌倉産の野菜や果物を使ったクレープがおいしくリーズナブルに食べられるのだから!


2004年にオーナーの吉崎俊義氏が自宅で開業したクレープリー。
開業の動機は「甘いものが大好きだから」。
40歳を過ぎてから、突如思いつき会社を退職してル・コルドン・ブルー代官山校 で本格的にお菓子作りを学んだのだとか。
お菓子が好きが高じて会社員からオーナーシェフになってしまうなんて、まさに「男のスイーツ」最高です吉崎さん!
失礼ながら40歳を過ぎてからチャレンジして才能を開花させるなんて、世のオヤジ世代に勇気を与えてくれるお方(笑)。

素材には鎌倉さんの野菜や果物を使用していてとてもフレッシュ。
ランチタイムだったので、早速黒板の本日のお薦めのガレット(そば粉のクレープ)を。
@豚肉のシャブリ栗風味(1380円)


すごい凝ってる~!滅多にスイーツ以外は掲載しない番長だけど、みんなにも食べに行って欲しいので載せちゃいます(笑)。
豚肉で鳥のファルスと鎌倉産の栗を包み、それをシャブリとフォンドボーで煮込んである。それをマッシュルームと栗のブラウンソースを絡めて食べる。
そのまんのまフレンチのメインになりそう!CPは超高すぎ!!


(豚肉料理は本場フランスではとても普通にあり多彩なのに、日本ではフレンチ=高級という観点から、最近は豚肉がブームとはいえ、まだまだ豚肉メニューは少ない)

デザートはもちろんクレープ、黒板メニューから。
@ショコラオランジェとアールグレイアイスクリーム(880円)


セイロン茶のアールグレイアイスクリームは香り高くベルガモットのバランスがちょうどいい。かなりレベルの高い手作りアイスクリーム。たたんであるクレープの中にはオレンジコンポートがマーマレードのように塗ってある。オレンジコンポートはラベンダーの蜂蜜で柔らかな甘みとほのかな香りが楽しめる。
クレープの生地の厚さも焼き加減も絶妙で、もういうことない!


好きこそものの上手・・・ということばがあるが、吉崎さんはそれを隅々まで具現化している。
アイスクリームやキャラメル、などもすべて手作り。
カウンターにはメレンゲ菓子やクッキーが並ぶ。
季節によって様々なスイーツを作るそうだが、シェフが特に好物というのが、パイ菓子の@パルミエ(250円)


限界まで焼きこんだフィユテ生地と砂糖は深い甘みとバターの甘みが際立ってとても美味しかった。



エスプレッソも丁寧に入れていてうまい!

湘南に行ったら、クレープリー・アルモリックは素通り厳禁。
シェフもガレットにはシードルやワインで楽しんでほしいといいますが、LOは17時なのでご注意を。もちろんドライヴならアルコールは禁止でね(笑)。

意気投合したシェフとツーショット!
「スイーツ番長の記事を読んで来ました」といえばお菓子をオマケしてくれるかも??
シェフズコートとエプロンの下はハーフパンツなのは湘南BOYのご愛嬌?(笑)→

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クレープリー・アルモリック

住所:鎌倉市大町2-2-34
電話: 0467-22-7186
営業時間:9:00~17:00(LO) 木曜定休


食べログのクレープリーアルモリック (カフェ / 鎌倉)の口コミは??


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