いよいよ、京都も11月に入ると紅葉シーズンを向かえ観光がピークを迎えます。(写真左は昨年12月の天竜寺です。悪しからずw。)

今年の京都の紅葉は、最悪といわれた昨年よりも更に色付きが遅くなりそうとのこと。
このまま暖冬が続いてしまうと山もみじは紅葉することなく枯れてしまうときがきてしまうのでは?と危惧してしまいます。





十月も終りのこの時期、紅葉を見越して予定をしていた観光客が大勢いて、雰囲気だけは紅葉シーズン。
あと一月もすれば見ごろを迎えていることだろう。

国内屈指の紅葉の名所、嵐山・嵯峨野にもし出向くことがあったら、是非とも有職菓子御調進所 老松 嵐山店 茶房「玄以庵」 (げんいあん)
で寛ぐことをお奨めします。

@本わらび餅(1260円)



秋に掘り起こした国産わらびの根を晒して製粉し、7年ほど熟成させた本わらび粉。
それを注文があるごとにその場で練り上げる本わらび餅は、その弾力と蕩け感は他に比をみないほどに無二。



もちろん水車で挽かれた黄な粉と糖度を抑えている黒蜜の加減は絶妙。
舌の上でその黄な粉と黒蜜が織り成す幸福感を、モチモチシコシコしているのにとろけてツルンと喉を清めていくわらび餅。
それは唸りたくなる美味しさ。



平安時代、嵯峨野の地は貴族が行楽に及んだ処。
そんな遊びの風情が漂うような、お重の清水に踊る「わらびもち」は虚空の境地にいざなうよう。

これを食べてしまうのは、わらび餅が好きな自分ににとってとても不幸なことかもしれない。
なぜなら、今まで食べてきたのは?・・・と知らしめられてしまうから。
それぐらい別格の「わらびもち」と覚悟していただいてください(笑)。

ここ数年、嵐山・嵯峨野地区はわらび餅がブームで、いたるところで実演販売しています。
所詮はわらび餅だろ?などという輩がいたら出直して欲しい。
国産の本わらび粉は希少で高価なものなのですから・・。
自分好みのわらび餅をみつけるのも嵯峨野の楽しみの一つといえるかもしれませんね。



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有職菓子御調進所 老松 嵐山店 茶房「玄以庵」

住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町20
電話:075-881-9033
営業時間:9:30~16:30(火曜9:30~16:00)無休