馬車道十番館 山手十番館 、横浜のガイドブックには必ず顔をだす、横浜名所でもある横浜十番館 グループ。
横浜十番館の経営母体は、浜っコにお馴染みの老舗トンカツ屋「勝烈庵 」であることは浜っこでも知る人は少ない。
ちなみに勝烈庵は俺が一番好きなとんかつ屋(笑)

馬車道十番館は明治時代の建築様式を再現して建てられた赤レンガ貼り洋館で1970年にオープン。
馬車道商店街 の裏手六道の辻通りに、鉄道敷設の尽力者でガス灯事業の創始者であり易聖でもある、幕末・明治の英傑「高島嘉右衛門」邸の旧跡地に立っている。
(高島嘉右衛門は歴史の表舞台にはあまり出てきませんが、とても豪快な立志伝中の人です。参考→みなとみらい線 )
一階は喫茶室、二階はバー、三階はフランス料理レストラン、四階はバンケットホールになっています。

実は番長、十代半ばに彼女との初デートで横浜東宝(2001年閉館)でスターウォーズを観て、そのあとケーキを食べたのが、ここ馬車道十番館の一階喫茶。
29年前の甘く塩っぱい思い出がつまっているセピア色の空間なのです(笑)。



そんな喫茶メニューのデザートから
@十番館プディングロワイヤル(693円)


硬いプリンで滑らかでツルンとした口当たりのよさは絶品。
長方形のプリンはレンガを模したそう。
添えられている自家製アイスクリームもクリームもフルーツも文明開化の薫がしてくるハイカラスイーツ(笑)。
横浜という土地はこういう「欧風」がとても様になる。
プリン好きな方には是非、楽しんでもらいたい逸品。

@モンブラン(693円)



渋皮入りのマロンクリームの中は、スポンジでもメレンゲでもない自家製のバニラとチョコレートのアイスクリーム。
見た目は正統派モンブランなのに、口解けはアイスクリーム。楽しい美味しいこれも十番館流のハイカラモンブラン。
店頭でもモンブランはケーキとして販売されていますが、もちろん喫茶のデザートメニューのモンブランとは別物です。

横浜に遊びに行ったら、馬車道十番館でデザートは必須ですよ!
山手十番館 でも十番館プディングロワイヤルは食べられます。


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馬車道十番館

住所:横浜市中区常盤町5-67
電話番号:045-651-2621
営業時間:喫茶10:00~22:00