チケット販売、オーガナイズでなにかと物議を醸し、悪評どおりの史上最低のオーガナイズでした。
とくに決勝当日のサーキットへの往復シャトルバスや駐車場の管理は、幼稚園の運動会以下。いや幼稚園の運動会のほうがよっぽどリスク管理がしっかりしているか(笑)。



↑決勝当日、駐車場からのサーキットへのシャトルバスが乗り場でスタック。
大型レッカーに牽引されている。
この際20~30分の間乗車が出来ずに、決勝スタート時刻に間に合わないアクシデント。
現地駐車場本部に責任者がおらず、当然乗車のために整列している客側になんのアナウンスもない。
現場責任者というアルバイトみたいな子たちは本部テント内で飲食している有様。
早く拡声器で事態を周知して、対策を講じろと諭すも、日本語がわからないよう(笑)。





↑決勝終了後の各駐車場にむかうバス乗り場。前日からの雨で泥田と化している。
数万人の人が整列しているが、各乗り場にスタッフが2~3名しかおらず、どの列がどの乗り場か分からず、騒然。パニクっている人も。

スタッフに確認したら、現地に責任者はおらず、大会本部の無線は混戦していて繋がらない。
だから応援もいません。申し訳ありませんとただただ平身低頭するのみ・・・あきれて開いた口が塞がらない。
責任者不在の運営には危険すら感じました。アクセスなど興行のオペーレーションを担ったJTBは猛省すべき。
JTBは興行というものの安全性を大きく勘違いしていると思います。
今回の大会の経験を生かして・・・来年は世界に恥じないなんてことは望みません。
せめて花火大会ぐらいのオーガナイズはして欲しいものです(笑)。

しかしそんな中、超悪天候、セーフティカーからのスタートになり、実際のバトルレーシングは40周ぐらいと変則的なレースとなりましたが、ドライバーの勇気ある集中力、闘争心溢れるバトルは最高でした。



42周目、ヘアピンのアプローチで右側壁にクラッシュし煙を上げてスピンし目の前でストップしたアロンソ。
観客席まで焦げる臭いが・・。(クリックすると大きい画像で見られます)



56周目、100Rからの立ち上がりヘアピン直前でクルサードを刺したライコネンは流石でした。
(写真はそのライコネンの金曜日フリー走行のヘアピン飛び込みの雄姿)(クリックすると大きい画像で見られます)




荒れたレースを制した、新生富士の初代ウィナー、ルイス・ハミルトン。(写真はフリー走行)(クリックすると大きい画像で見られます)

ポールポジョン・ファステストラップ、という完全優勝は、今シーズンのワールドチャンピオンに王手をかけたという感じだね!


ルイス・ハミルトンは国際映像のトップスリーのインタビューの中で自身のインタビューをこう締めくくった。
「日本のF1ファンは最高ですね、こんな情熱的な、悪天候、雨の中にお客さんが沢山きてくれるなんて見たことがありません!」
どんなに苦労しても、観戦して感動を与えてくれるF1に感謝。
来年も行くのか?って??愚問ダヨ!(笑)

実は現地でブロガーのフェラーリマニアさんや初観戦さんと現地遭遇を試みていたのですが、生憎の悪天候で断念いたしました。
またの機会に(笑)。