西麻布交差点を霞町交差点と呼んでいた昭和の終わりごろからこの地にオープンしたスフレ専門店。



デザートとしてのスフレは22種類。ウニやフォアグラのソースなどの食事としてのスフレが10種類。
常時合計32種類ものスフレメニューが用意されている日本で唯一のスフレ専門店なのです。

とにかく、本物のスフレを食べたことのない男性には是非、一度足を運んでいただきたい。
スフレといってもケーキ屋さんで売っている、チーズスフレやチョコレートスフレとはわけが違う。

本来のスフレは泡立てた卵白が加熱され膨張したものだが、冷えてくるとしぼんでしまうとても繊細な料理。
だからこのスフレは注文してから出てくるまでに15分も要する。注文を受けてから泡立てて焼機上げるという、真剣勝負のスフレなのである(笑)。

そしてテーブルには下記のような食べるに当たってのレクチャーが・・・↓


この写真に収まっていないが、「一気に口に運び」「温かいうちに召し上がれ」と記されている。
オーブンから出てきたスフレは数十秒で萎み始めてしまうほどにデリケート。
スフレという、とてもゆったりとした優しい響きとは裏腹に、ダラダラと話などしていては美味しさが逃げてしまう、食べるのにガチンコ勝負のデザートなのです。

@シナモンのスフレ(1050円)


香ばしいシナモンの香りに包まれた実際に焼き上げられた熱々モコモコのスフレを目の当たりにすると、その加減に感動してしまい穴を開けてしまうのが惜しい感じ(笑)。
しかし、そんな時間も惜しいので穴に特製のカスタードソースを流し込みパクリ。冷たいソースと熱々スフレが最高!


そしてかき混ぜてパクリ。シュワーっとまさしく泡のような口融けでさらにパクリ。どんどん萎れていくので、パクリ、パクリ。
美味しいけどあっという間になくなってしまう(笑)。「もっと味わいたい!」とみんなが叫ぶ美味しさです。

@香ばしいキャラメルのスフレ ヴァニラアイスクリーム添え(1680円)


カリカリに焼けているキャラメルスフレの表面が「おこげ」みたいなご馳走感(笑)。
これまた熱々のキャラメルスフレに溶け込むヴァニラアイスクリームが絶妙!
スフレのスペシャルメニューだからなのか、シナモンに比べると若干大きめでした。



待つこと15分、しかし食べる終わるのに3分という、愛しいデザートです(笑)。
そして「小学生以下のお子様はご遠慮ください」と入り口に表示されている大人のスイーツ。

ランチタイムだったのでキッシュもいただきましたが、これまたエアリーな口融けで旨旨なキッシュでした(笑)。

スタッフはなぜか全員男性です!

そうそう、偶然に店内で「ブログ読んでます」と勇気をもって声をかけたくれた長い髪の美人ブロガーさん、ありがとう!嬉しかったですよ。
あれから美味しくいただけましたか?(笑)


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レストラン・サロン ド テ ル スフレ

住所:東京都港区西麻布3-13-10 パークサイドセピアビル2F
電話番号:03-5474-0909

営業時間:12:00~22:00 月曜定休