2009年3月閉店


パティスリー ピエール・ガニェール La Patisserie PIERRE GAGNAIRE

ミシュランガイド、三ツ星シェフ ピエール・ガニェール氏がヨーロッパ以外に初となる「ピエール・ガニェール・ア・東京 」をオープンしたのが2005年。
そして今年、氏としては初めてとなるデザートのみに特化した新業態のデザートカフェ「La Patisserie PIERRE GAGNAIRE(パティスリー ピエール・ガニェール)」を新宿高島屋4階「特選フロア」にオープン。


メニューだけではなく、インテリアなど細部にいたるまで、ガニェール氏が総合プロデュースしています。
デセールはすべてピエール・ガニェール・東京ためだけのオリジナル。

その中から@ラルデショワ ~マロンとピスタチオのパルフェ~(1365円)


マロンはクリームとアイスクリームにマロングラッセと多彩に使い分け、順に甘さが強くなる。ピスタチオはサイコロ状のアイスクリームに仕立て、乳脂肪が強いのかピスタチオの脂肪分が高いのかクリーミーでエアリーな口融け。
フタのようにしているアーモンドビスキュイを崩して食したときに、カップの中の食感の妙を楽しめる。赤スグリのジュレが現実に引き戻すような刺激的な酸味。

@タルトショコラ ~チョコレートとノワゼットのタルト(1365円)




チョコレートのタルト、チョコレートのゼリー、キャラメリゼしたへーゼルナッツとバニラアイスクリーム。
この能書きを理解していただかないことには、見落としてしまう大胆かつ繊細な一品。

番長には未だ縁がなく「ピエール・ガニェール・ア・東京 」の料理を食べたことはないのですが、美しく創造性に溢れたデセールはまさに美術装飾品を食すかのような感覚。
エクレアやタルトやパフェなのにどうやって食べようか?と考えさせられてしまい見て楽しい。
美味しいとか美味しくないとかいう範疇を超えた、「作品」としてのスイーツ。
凡人にはこうして、三ツ星シェフの芸術性、創造性、革新性ある非凡なデセールを気楽に楽しくいただけるということが肝なのかも・・・

それにしても、訪れたのは平日の午後ということもあるが、お客さんは他に二組いるほどで、閑散ぶりには正直驚きました。
こちらとしては空いていて静かでとても落ち着いて食べることが出来ましたが、management的には厳しいでしょうねェ。
managementはフルーツパフェケーキBON BON FRAISES(ボンボンフレーズ)を出店するベルテックスインターナショナル ですが、オペレーションはガニェール氏のレストランの日本法人P.G.Japan。
そんな、直営店ではない微妙な温度が閑散とした店内に漂っているようでしたよ。
このガラガラ具合では三ツ星シェフ ピエール・ガニェール氏の名が泣いているようですぞ・・・。

パリの人気デザイナー クリスチャン・ジオン氏が空間デザインは居心地いいです!



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パティスリー ピエール・ガニェール

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 4F
電話番号:03-5361-1977

営業時間:
月曜~金曜・日曜・祝祭日
10:00~20:00 (L.Oフード19:00 ドリンク19:30)
土曜
10:00~20:30(L.Oフード19:30 ドリンク20:00)
定休日 新宿タカシマヤに準ずる