ちもと 都立大学

35℃を超え、体温よりも気温が高い気絶しそうな日でも行列一時間待ちの絶品かき氷が東京・都立大学にあるというので、悶絶しに行ってまいりました。
すでに並ばれている方たちは番長よりもかなり人生経験がある女性たち。
なんとその行列は先日の岐阜・赤鰐の40分待ちを凌駕する65分待ち・・。
一瞬、その長さにひるんだが、同伴の方も妙にテンションが上がりココで尻尾を巻いては番長の名が廃る(笑)。



かき氷のメニュー600円コース(いちご、抹茶などシロップなどのシロップのみ)、800円コース(あずきはこしあんかつぶあんから、宇治・ミルク・白玉は自由に選べる)、1000円コース(すべておまかせ)は3種類。

@800円コースはつぶあんで、宇治・ミルク・白玉の全部入りを注文。


カッシーナの革張りの椅子の席に納まりしばしまっていると、アクリル板のトレーに載って運ばれてきたかき氷はまるで入道雲のようにそびえ立つ(笑)。
これが俺を65分間苦しめたかき氷かと恨めしくスプーンをその腹部に差し込んでみると・・・ン?思ったより抵抗が無い。本当に雲のように柔らか。
ナンダ・・・と思いながら口に運ぶと、軽い!
まるで雲を呑みこんだよう・・。氷が口の中で融けるのは当たり前だが、まるで蒸発するようにすっと消えていく。
フワフワで水っぽくなくてまるで花かつおの軽やか。
なんだコレ?どうなってんだコレ?と呟きながら食べていたらあっという間に半分ぐらいに。


氷がそのまま美味しいのである。そして頭がキーンと痛くならない。
もちろんシロップも抹茶そのもので文句ない。ミルクの甘味とのバランスは絶妙。
つぶあんにいたっては和菓子の名店だけあってかき氷の中に隠しておくのが惜しいくらいに絶品。
氷点下近く冷たくなっているのに、しっかりと小豆のコクが感じられて甘いだけでなくキレもある。そしてケチることなくごっそりと底に盛られている。

そんな美味しいかき氷のおまかせコースが@1000円コース


800円と同じ宇治金時ではあるが(見た目はあまり変わりませんが)、中にトッピングされているものが、水羊羹や名物の八雲もち、栗の甘露煮など。
ちもとの生菓子全部盛りという感じです。

とにかく、こちらのかき氷は絶品!
氷は天然ではなく純氷だそうですが、どうやら秘密は氷を研ぐ刃の当て方にあるそう。詳しくは企業秘密のようで明らかにしてくれませんでしたが(笑)。




「ちもと」は戦前は日暮里に暖簾を掲げていたが戦後、軽井沢に移転。後に千葉の市川真間、箱根湯本(写真右)とここ東京・都立大学に暖簾分け。

どちらの「ちもと」にも名物菓子があって、軽井沢の「ちもともち」箱根湯本の「湯もち」、真間は「手児奈の里」そして都立大学は「八雲もち」という名菓がある。

実は雅子妃がお好きであるというほどの銘菓。




この@八雲もちはいわゆる求肥餅ですが、黒糖が香り高く、カシューナッツが香ばしく、寒天と卵白が加えられた求肥は柔らかくてのびがよく、モチモチしている食感は生ギモーヴ。そうこれはもうジャパニーズギモーヴという感じ!
これは和菓子が苦手という男性に是非食べさせてみたい。
ちなみに「ちもともち」は黒糖味で胡桃、「湯もち」は白い求肥に刻んだ柚子羊羹、「手児奈の里」は白い求肥に刻んだ羊羹が入っています。

まだまだ残暑が続くそう。都立大学の「ちもと」では九月半ばまではかき氷を出しているそうなので、都内の方は行列しても報われるかき氷を是非体験してみてください!!席数は僅か10席、午前中が狙い目らしい。
そして軽井沢のちもとでは浅間山の天然氷のかき氷が食べられるそう・・・どなたかチャレンジしてみる?(笑)



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ちもと 都立大学

住所:東京都目黒区八雲1-4-6
電話番号:03-3718-4643

営業時間:10:00~19:00(LO 18:30)